2012/2/18 兵庫県多可町

昨夜は私とりんしゃんさんで、多可町までの遠征を行った。

昨日は兵庫県南部でも雪が降るほどの天気で、多可町では雪上でのセッティングを覚悟して行ったが、意外にも積雪はほとんど無く、いつも通り機材を広げることが出来た。

私は今回、スカイメモRにEF100mm F2.8L付きのKiss X4を載せ、SE2赤道儀の方にはFLT98CFとKIss X2(改造機)という組み合わせで撮影を行った。

気温はおおよそ-6℃から-7℃で、風も無く、SQM-Lでの測定値も天頂で21.1になるなど、なかなか良い環境となった。この場所でSQM測定値が21より大きくなるのはおそらく初めてのことだと思う。

たたし、撮影した画像を見ると、EF100mmの2.8開放やFLT98CFは周辺減光が目立ち、やはりフラット補正無しでまともな画像にするのは難しそうだ。

以下はとりあえずダーク補正のみ行って現像した画像(トリミング無し)。フラット補正やコンポジット処理を含む本格的な処理は、これから順次やっていきたい。

ふたご座・カストルの足元付近
ふたご座・カストルの足元付近
  • Kiss X4, EF100mm F2.8L マクロ 開放
  • ISO800, 180sec.
  • ダーク補正のみ

C/2009P1 ギャラッド彗星
C/2009P1 ギャラッド彗星
  • Kiss X4, EF100mm F2.8L マクロ 開放
  • ISO1600, 180sec.
  • ダーク補正のみ

NGC2403
NGC2403
  • Kiss X2(改) FLT98CF(フラットナー無し)
  • ISO800, 600sec.
  • ダーク補正のみ

C/2009P1 ギャラッド彗星
C/2009P1 ギャラッド彗星
  • Kiss X2(改) FLT98CF(+フラットナー4)
  • ISO1600, 300sec.
  • ダーク補正のみ

ギャラッド彗星は、8X42双眼鏡でも確認できた。見え方としては、大型の球状星団のような感じ。M13と比べてみたが、M13の方が明るく見えた。

写真では予想外に尾が長く写り、FLT98CFの方では写野からはみ出し気味になってしまった。構図の縦横を入れ替えた方が良かったと思う。

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