EOS 60Da 動画クロップによる月の撮影

EOS 60Daには、動画クロップ機能が付いている。これは、センサーの中央部640×480の領域をピクセル等倍で切り出して、640×480の解像度の動画とするもので、通常の7倍程度の望遠効果となるそうだ。

今日はちょうどベランダから月が見えていたので、FLT98CF(口径98mm, 焦点距離618mm)の直焦点で撮影してみた。ISO感度はISO400、マニュアル露出で、シャッター速度はうっかり記録し忘れたが、1/250ぐらいだったと思う。
撮影途中で赤緯微動を動かして、月の南側から北側へ画面を移動させている。

明るい部分が飛んでしまっているので、「高輝度側階調優先」を試してみれば良かったと後で思った。
カラーバランスはAWBだが、おおむね良好のようだ。

実はこの撮影は、8月14日未明にある「金星食」を意識している。この組み合わせで撮影することを考えているのだが、果たして倍率はこの程度で良いだろうか。

ステラナビゲータによると、こんな感じのようだ。

これでみると、おおむねこれで良いような気もするが、2倍程度のテレコンを入れても良いような気がする。

それに、金星の露出が月面と合うかどうかは、数日前になってみないと分からない。天候次第では、ぶっつけ本番になると思う。今年は、「金環日食」と「金星の太陽面通過」を無事クリアできたので、この「金星食」も是非、眼視と撮影をしたい。

なお、今日はついでに静止画撮影も行った。

月齢11.9
月齢11.9
  • FLT98CF 直焦点
  • EOS 60Da、ISO200, 1/500sec., AWB
  • JPEG出力を50%に縮小、月の部分のみ切りだし。

AWBのJPEG出力でも、十分使えるようだ。

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