はくちょう座中心部付近の星野

20121013-Cygnus
はくちょう座中心部付近の星野
  • 【環境】2012/10/13 19:46 – /兵庫県神河町大河内高原/気温:未測定(10℃~15℃程度)/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
  • 【光学系】タムロンA16 / 50mm F4.0
  • 【カメラ】EOS 60Da
  • 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO1600, 180sec x 15コマ
  • 【処理法】:RStackerでダーク減算、Lightroom4.5(現像)、ステライメージ6.5(加算平均・調整), Photoshop CS6、4×4ソフトビニング、トリミングなし。

20121013_cyg150 10月13日の晩に兵庫県・大河内高原内で撮影した「はくちょう座中心付近の星野」を画像処理した。

中央付近の輝星は、はくちょう座のα星「デネブ」。
その左下に有名な「北アメリカ星雲」が写っている。
その他にも、この領域には赤く写る散光星雲や、黒い帯のような暗黒星雲が多く分布している。

この日、撮影場所に到着後すぐに撮影した対象で、撮影開始がまだ20時前と早かったために光害も心配だったが、天頂付近のこの領域は大丈夫だったようだ。

撮影開始後、3分露出×15コマを撮影したところで曇ってしまった。本当はもっと(20~30コマぐらい)重ねたかったが、残念だ。それでも、赤い散光星雲と暗黒星雲が混ざって分布している様子が分かる程度には写ってくれた。

この領域には望遠鏡の直焦点で撮影したい対象が数多くあるのだが、この夏は天候や自分の都合が合わず、全く撮影できなかった。

例えば、画面左端にギリギリ写っている「まゆ星雲(IC5146)&暗黒星雲」は、500mmぐらいで撮影すると下の画像ぐらいになるはず(今回の画像から1/10のサイズにトリミング)。

WEBを検索してみると、このぐらいの焦点距離で撮影されている方も多くおられるようなので、私も来年は是非撮影してみたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました