ポラリエ用極軸望遠鏡と明視野照明

ポラリエ用の極軸望遠鏡を買おうかどうか迷っていたが、やはり設置精度は出来るだけ高い方が良いのは間違いないので、結局購入した。

購入した某家電量販店通販の返信メールのフリガナが「ゴクジクボウエンキョウ」になっていて、一瞬「地獄望遠鏡」に見えてあせった。

それはさておき

現物はポラリエ本体に対してかなり大きい。
特に目盛板が大きく、持ち運びがかさばる。

先日、テストのために郊外に持ち出して実際に極軸を合わせてみたが、やはり多くの人が指摘しているとおり、雲台を付けたままで使用できないのは不便だ。やはり、撮影の合間でも、極軸を再確認したい。

それは仕方ないとして、もう一つ困ったのが、空が暗いところでは極軸望遠鏡のパターンが見えないということ。これは純正の極軸望遠鏡で結構な値段がするのだが、それにもかかわらず明視野照明さえ内蔵(または付属)していない。

ポラリエ本体にはモードダイヤルの照明や側面の簡易仰角計の照明はあるので、なんとかその光を極軸望遠鏡内に導く仕組みにするか、ボタン電池の別電源で良いから暗視野照明にしてほしかった。

それで、ペンライトなどを片手に持って極軸望遠鏡の筒先を照らして明視野照明とし、もう片手で雲台を操作して極軸を合わせるのだが、これはかなり難しい。

明視野照明装置は超小型LEDライトとボール紙程度で簡単な物を作れそうな気がするが、それも面倒なので、下のようなLED付き電池を買ってみた。

輪ゴムで筒先に止めただけ。

電球部分を押し込むとON、引っ張るとOFFになる。
電池交換は出来ず使い捨てだが、連続7時間使えるらしいので、遠征10数回分はいけるだろう。

ここ数日は天気が悪く実際の星は見ていないが、夜景で試してみたところ、上の画像の位置ではまだ視野が暗かったので、もう少し筒先側へせり出させる必要があった。または輪ゴムと透明チューブの位置を調整し、光源が対物レンズの中心側へ寄るようにしても良さそうだ。

このライトを用いて、筒先にすぐ付けられるコンパクトな明視野照明が作れそうだが、私自身は工作のセンスが無いので、今のところ上手いやり方が思いつかない・・・。

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