2014/10/8 皆既月食の合成画像

10月8日の皆既月食を自宅ベランダから撮影した画像を合成処理した。

まずは、広角レンズで撮影した画像。

20141008-total-lunar-eclipse-serial
2014/10/8 18:07 – 21:43 皆既月食経過
  • 【環境】2014/10/18 18:07 – 21:43 /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=不明
  • 【光学系】タムロンA16 -> 21mm, F4.0
  • 【カメラ】EOS 60Da
  • 【架台・ガイド】固定撮影
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 皆既以外 1/250sec. ,  皆既中 1.0sec.
  • 【処理法】: ステライメージで比較明合成、Photoshop CC, トリミング無し

自宅ベランダからの撮影なので、前景がきれいな景色などでは無いのが残念だが、快晴に恵まれて全経過を捉えることができた。

次に、望遠鏡で撮影した画像の数点のみを合成した。

20141008-total-lunar-eclipse-telescope
2014/10/18 皆既月食 望遠鏡直焦点画像の合成
  • 【環境】2014/10/8 18:25, 18:55, 19:20, 19:55, 20:33, 20:55, 21:25 /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=不明
  • 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/フィルター無し
  • 【カメラ】FUJIFILM X-E2
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 皆既以外 1/500sec. , 皆既中:0.5 sec.
  • 【処理法】:Photoshop CCで合成(スクリーン)

今回はフラットナーを付けて画面周辺まで良好な画像になるようにしている。
当初の計画ではオートガイドを行って、完全な恒星時追尾で地球の影が動かないようにする予定だったが、撮影開始が薄明中だったためガイド星を見つけられず、結局オートガイド無しの赤道儀任せの追尾となった。

しかも、皆既終了後にカメラが電池切れとなり、インターバル撮影の一部が欠けてしまった。後ほど動画化したいが、一部分が途切れてしまいそうだ(上の画像は、7コマのみを合成している)。

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