NGC1514/おうし座の惑星状星雲・光害地・月明有り

NGC1514
NGC1514 おうし座の惑星状星雲(光度10.0等、視直径1.9’)
  • 【環境】2019/11/9 3:19 – 5:03/兵庫県明石市/気温 11℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.9/月齢12.6の月明有り
  • 【光学系】FLT98CF直焦点 (618mm F6.3) / サイトロン Quad BP + ZWO IR/UVカットフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 28コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
  • 【処理法】
  • ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
    • FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
    • DeppSkyStackerによる加算平均(Drizzle 2x)
    • Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
    • ピクセル等倍(Drizzle 2xの画像を各種処理後、2×2ソフトビニング)、720 x 720 の領域を切り出し。

2019年11月9日夜(10日未明)に撮影した、おうし座の惑星状星雲NGC1514の画像を処理した。

NGC1514はおうし座のプレアデス星団(M45)とペルセウス座のカリフォルニア星雲の中間付近にある、視直径1.9’の惑星状星雲。別名「Crystal Ball Nebula」

撮影時の半分は沈みかけの月齢13の月があったが、低空なのと、Quad BPを使用していることもあって、あまり影響はなかったと思う。

焦点距離618mmの対象としては小さすぎるため、かに星雲(M1)と同様に、DeepSkyStackerで2倍のDrizzle処理を行い、各種調整後にステライメージで2×2ソフトビニングしてピクセル等倍に戻した。

本来の色は青色のようだが、私の撮影機材と処理では黄色が強く出るために緑色になってしまっている。

名前の通りクリスタルボールのようなきれいな姿を捉えるには、もう少し大きな鏡筒と暗い空が必要かも。

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