系外銀河

火星と天王星の最接近(と系外銀河)

今夜、火星と天王星がおひつじ座で最接近となった。 厳密には日付が変わって21日の明け方頃が最接近だが、それほど変わらないので夜の早いうちから撮影した。 2021/1/20 火星と天王星の最接近・NGC877&871 【環境】2021/1/20 18:42 - 19:19/兵庫県明石市/気温 未測定/光害レベル:未測定(月齢7.2の月明有り)【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ ZWO IR/UVカットフィルター【カメラ】ASI29...
惑星

火星と天王星の接近

現在、火星と天王星が接近しつつある。最接近は1月20日深夜で、その時の角距離は1度37分程度となる。 下の画像は昨夜(2021年1月17日)19時28分の撮影で、角距離は2度19分程度。 火星と天王星の接近・2021/1/17 19:28 BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ノーフィルターEOS 60Da / ISO400 / 30Sec. /SE2赤道儀でノータッチ恒星時追尾 天王星は5.8等なので双眼鏡で楽に見えるはずだが、恒星と見分け...
散光星雲

カリフォルニア星雲(光害地)

NGC1499 カリフォルニア星雲 (ペルセウス座の散光星雲・視直径145') 【環境】2021/1/15 21:08 - 1/16 0:36/兵庫県明石市/気温 5℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.5【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Quad BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフ...
CMOSカメラ

ASIAIR PRO に無線LAN子機を追加、およびライブスタックを使ってみた感想

ASIAIR PRO に無線LAN子機を追加 先日のASIAIR PRO初使用はほぼ上手くいったが、無線LANが頻繁に途切れる現象の解決が課題となった。いろいろ調べてみると、ASIAIRに限らずRaspberry PiのWiFiでは苦労している人が多く、様々な要因が考えられるので、それを切り分けて解決するのは手間がかかりそう。そこで外付けの無線LAN子機を付けることにした。 選定したのはBUFFALOの「WLI-UTX-AG300/C」。 ASIAIR PRO自体にログインし...
散光星雲

ASIAIR Pro (スカイエクスプローラーII赤道儀)

概要 昨年末に購入したAZ-GTiを利用して、平日夜など時間が無いときでもすぐ撮影できる機材構成を考えていたが、やはりパソコンは使いたくないと思った。パソコン本体は軽いものなので自宅内での持ち運びは全く問題ないが、バルコニーでそれを使うためのテーブル設置や配線に手間がかかる。そこで二年ほど前に少し使った後放置状態になっているStellarMateの復活も考えたが、これはRaspberry Pi 3に入れているので今となっては非力。Raspberry Pi 4を購入して入れ替え...
散光星雲

AZ-GTi 経緯台による星雲撮影

昨年末の「木星と土星の大接近」は非常に珍しく見応え(撮り応え)のある現象ということで、事前準備をしっかりやろうと思っていた。当初、自宅敷地内からは南西低空の木星と土星は見えないだろうから、近くの公園などに持っていける機材を使おうと思っていた。鏡筒はBORG71FLにするとして、架台の方に困った。スカイメモRやJILVA-170等のポタ赤のセットは赤緯方向が粗動のみで使いにくいし、ポルタ経緯台は手動追尾になってしまう。 そこで、SkyWatcherの自動経緯台「AZ-GTi」に...
系外銀河

M31 アンドロメダ大銀河(ACL200・光害地)

M31 アンドロメダ大銀河 【環境】2020/11/14 22:22 - 11/15 0:59 / 兵庫県明石市/気温10℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.5【光学系】Askar ACL200(200mm F4)/ Comet BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)【撮影法】...
雑記

【書籍】星になりたかった君と

ステイホームで旅行も帰省もできず、満月期の上に天候も悪そうな年末年始。機材いじりと画像処理と、あとは読書でもしようかと思って買った新刊本。既に天文界隈では有名なようで遅ればせながら読んだ。遊歩新夢(著)、実業之日本社。第一回令和小説大賞受賞。 主人公の青年が天体観測をライフワークとしているので、そのあたりの描写は非常に細かい。一般的な小説の典型的な天体観測場面といえば、例えば「屈折経緯台を河原へ担いでいって、ポンと置いて星に向けて、接眼レンズを覗く」という風だが、この小説はそ...
散開星団

M38と勾玉星雲付近(光害地・ACL200)

M38・勾玉星雲付近(ぎょしゃ座) 【環境】2020/11/22 1:42 - 4:16 / 兵庫県明石市/気温7℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.2【光学系】Askar ACL200(200mm F4)/ Quad BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)【撮影法】センサー温...
惑星

2020/12/23 木星と土星の接近

今月9日から14日間連続で観測できていた接近現象だが、昨日夕方は全天が雲に覆われ、もう無理かと思った。しかし雲が薄くなった部分からなんとか見えそうな様子。 200mmレンズとPENTAX KPで撮影、ピクセル等倍切り出し 薄雲越しでボヤケているが、ミューロン180C+レデューサー、ASI294MC Proで動画を撮影した。 木星と土星の接近 2020/12/23 17:48 JST 薄雲越しながら、それなりにちゃんと写っている。12/21・22の最接近時からは一気に離れてしま...
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