機材

星野

複合機でフィルムスキャン(2)

先日、新規購入したCanon PIXUS MP990にてフィルムスキャンの試行を行ったが、そのときはドライバの設定がよく分からず、8ビット/チャンネルでスキャンしていた(以下、8ビット、16ビットというのは、チャンネルあたり)。 そこで今回、8ビットと16ビットの両方で同一コマをスキャンし、比較してみた。スキャンしたのは、約12年前の1998年春に太田池で撮影した射手座の銀河。薄雲がかかっていて、それほど良いサンプルではないが、とりあえず。 銀塩フィルムスキャン(8bitと1...
機材

LVI 「スマートガイダー2」 登場

現在私が屋外(遠征地)でのガイド撮影に使っている、LVI社の「スマートガイダー」に後継機「スマートガイダー2」が登場したようだ。 今日なんとなくLVI社のWEBサイトをのぞいてみたところ、掲載されていたのを見つけた。 スマートガイダー2は、ガイド機能だけの現行機と異なり、デジタルカメラや望遠鏡のフォーカスのコントロールも出来るようで、それらのデバイスを全て集約して接続するための端子ボックス(MGA unit)が用意されている(機器構成図や操作手順のチャートはPDFで公開されて...
星野

複合機でフィルムスキャン

先日、家の古くなったインクジェットプリンタを複合機(キヤノンPIXUS MP990)に買い換えたのだが、これにはフィルムスキャン機能が付いていたので、試しに使ってみた。 以前はエプソンのFS-1300というフィルムスキャナーを持っていて、銀塩で撮影した天体写真はこれで取り込んでいたのだが、新しいOSに対応したドライバが提供されず使えなくなってしまっていた。それからフィルムをスキャンすることは無くなり、その後デジカメへ移行した。 さて、今回購入したMP990は最大4800dpi...
機材

オートガイドソフト「iAG」に、サウンド通知機能が追加

先日、オートガイドソフト「iAG」が0.4.3にバージョンアップされた。内容は「サウンド通知機能」の追加である。 キャリブレーション中やガイド中、撮影中は、パソコンから離れて他の用事をしていることが良く有る(例えば双眼鏡での観望とか)。そのような時は、キャリブレーションの終了やガイドの失敗などが発生しても、すぐに気づくことが出来ない。 先日、その件について開発者に相談し、音声で通知する機能を付けてはどうかということになった。実際、私が使っている「LVI スマートガイダー」では...
機材

【機材】ケンコー スカイメモR(ポータブル赤道儀)

・1998年1月購入 ケンコー スカイメモR(ポータブル赤道儀) 天文研究会に所属していた学生時代を最後に、しばらく天文活動から遠ざかっていたが、1997年にヘール・ボップ彗星が接近したのをきっかけに、双眼鏡による眼視と、固定撮影による活動を再開した。しかしすぐに固定撮影ではもの足りなくなり、1998年の年明けすぐに当機を購入した。 その後、2001年のしし座流星群大出現頃から活動を休止したため、しばらく押し入れで眠っていたが、2008年夏、今度はデジタル写真で天体撮影活動を...
遠出・遠征

2010/1/16 兵庫県多可町

昨夜、多可町への遠征を行った。メンバーは私とりんしゃんさんの2人。 21時半過ぎに現地に着くと、やや雲があるがおおむね快晴で、風もなく良好なコンディションであった。先週は赤道儀用のプレートを忘れた上にすぐに曇ってしまったので、今回がSE2赤道儀とFLT98CFの組み合わせでの遠征初撮影となる。 機材は下記の通り(この写真は撤収前に撮影したので、鏡筒やカメラなどが凍り付いている)。 撮影機材(2010年1月) 赤道儀:ケンコースカイエクスプローラー2撮影鏡:ウィリアムオプティク...
遠出・遠征

2010/1/9 兵庫県多可町(と遠征機材の入れ替え)

昨夜は兵庫県多可町への遠征を行った。メンバーは私とりんしゃんさんの2人のみ。 今回、遠征の時に持ち出す機材を入れ替えた。これまでは「お手軽路線」ということで、眼視用にポルタ経緯台&SE120、星野撮影用にスカイメモRとEOS KissX2および200mm望遠レンズ・標準ズームという構成であったが、今後は望遠鏡の直焦点撮影を主力にしていくつもりなので、ポルタ&SE120とスカイメモRを車から降ろし、かわりにSE2赤道儀一式、ガイド鏡(ミニボーグ60ED)、撮影鏡(FLT98)、...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (3)

前回・前々回のテストでは、ガイド鏡として遠征持ち出し用のミニボーグ60EDを用いた場合、3等星以下の暗いガイド星での精度が良くなかった(実用上何とか使える精度は出るが、不安定で歩留まりが悪い)。それはおそらく、暗い星では露出時間が長くなるため、赤道儀への補正信号送出間隔も長くなってしまい、細かな制御が出来ないためだと思われる。 そこでその後、ガイド鏡の構成を色々変えて試してみた。 機材はこれまでと同じく、赤道儀がケンコーSE2、撮影鏡がW.O社FLT98CF(D=98mm, ...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (2)

前回のテストで、2等級のガイド星を用いたガイドはうまくいったが、4等級ぐらいのガイド星では星が流れてしまった。暗めの星では露出時間が自動的に長くなってしまい、それにつれて赤道儀への修正信号の送出間隔も長くなったため、設定が合わなくなったのだろう。残念ながらそのときはカメラの電池切れでそこまでとなっていた。 そこで翌日、暗めの星でのガイドを再試行することにした。機材は前回と同じで、撮影対象も同じM42である。ガイド星は、オリオン座のη星(3.4等)とした。ガイドマウントがあれば...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (1)

・2009年12月購入 現在、私が主に使用しているオートガイダーは「iAG」であるが、これはパソコンを必要とする。しかし遠征時にはあまり大きなバッテリーは持っていけないので、電力を食うパソコンは出来るだけ使用したくない。そういうわけで遠征用にスタンドアローン型のオートガイダーとして、LVIの「スマートガイダー」を購入した。 スマートガイダーの一式は割と小さなケースに収まっている。電源は12V、カメラとの接続はLANケーブルを流用しているようだ。赤道儀のオートガイド端子には6芯...
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