オートガイド

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iAGがASCOM6に対応

最近、ASCOM Platformがバージョン6となり、オートガイドソフトのiAGについても、それへの対応がなされた。対応版は今のところ試作品という扱いの「iAG ver 0.8.3 RC1」となっている。 私はUSB-IOリレーボックスによるガイドを行っているので、普段はASCOMは使わないのだが、リレーボックス故障などの緊急時にASCOMを用いる可能性がある。そのためUSB-シリアルケーブルは車に常備しており、パソコンのソフトウェア環境についても、いつでもASCOMによる...
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LVI 「スマートガイダー2」 登場

現在私が屋外(遠征地)でのガイド撮影に使っている、LVI社の「スマートガイダー」に後継機「スマートガイダー2」が登場したようだ。 今日なんとなくLVI社のWEBサイトをのぞいてみたところ、掲載されていたのを見つけた。 スマートガイダー2は、ガイド機能だけの現行機と異なり、デジタルカメラや望遠鏡のフォーカスのコントロールも出来るようで、それらのデバイスを全て集約して接続するための端子ボックス(MGA unit)が用意されている(機器構成図や操作手順のチャートはPDFで公開されて...
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オートガイドソフト「iAG」に、サウンド通知機能が追加

先日、オートガイドソフト「iAG」が0.4.3にバージョンアップされた。内容は「サウンド通知機能」の追加である。 キャリブレーション中やガイド中、撮影中は、パソコンから離れて他の用事をしていることが良く有る(例えば双眼鏡での観望とか)。そのような時は、キャリブレーションの終了やガイドの失敗などが発生しても、すぐに気づくことが出来ない。 先日、その件について開発者に相談し、音声で通知する機能を付けてはどうかということになった。実際、私が使っている「LVI スマートガイダー」では...
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【機材】 LVI スマートガイダー (3)

前回・前々回のテストでは、ガイド鏡として遠征持ち出し用のミニボーグ60EDを用いた場合、3等星以下の暗いガイド星での精度が良くなかった(実用上何とか使える精度は出るが、不安定で歩留まりが悪い)。それはおそらく、暗い星では露出時間が長くなるため、赤道儀への補正信号送出間隔も長くなってしまい、細かな制御が出来ないためだと思われる。 そこでその後、ガイド鏡の構成を色々変えて試してみた。 機材はこれまでと同じく、赤道儀がケンコーSE2、撮影鏡がW.O社FLT98CF(D=98mm, ...
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【機材】 LVI スマートガイダー (2)

前回のテストで、2等級のガイド星を用いたガイドはうまくいったが、4等級ぐらいのガイド星では星が流れてしまった。暗めの星では露出時間が自動的に長くなってしまい、それにつれて赤道儀への修正信号の送出間隔も長くなったため、設定が合わなくなったのだろう。残念ながらそのときはカメラの電池切れでそこまでとなっていた。 そこで翌日、暗めの星でのガイドを再試行することにした。機材は前回と同じで、撮影対象も同じM42である。ガイド星は、オリオン座のη星(3.4等)とした。ガイドマウントがあれば...
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【機材】 LVI スマートガイダー (1)

・2009年12月購入 現在、私が主に使用しているオートガイダーは「iAG」であるが、これはパソコンを必要とする。しかし遠征時にはあまり大きなバッテリーは持っていけないので、電力を食うパソコンは出来るだけ使用したくない。そういうわけで遠征用にスタンドアローン型のオートガイダーとして、LVIの「スマートガイダー」を購入した。 スマートガイダーの一式は割と小さなケースに収まっている。電源は12V、カメラとの接続はLANケーブルを流用しているようだ。赤道儀のオートガイド端子には6芯...
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iAG 0.4.0 リリース

オートガイドソフト「iAG」の、Ver.0.4.0がリリースされた(詳細は下記URL)。 開発日記によると、今回の変更点は下記(引用)の通り 主光学系カメラ露出機能およびグラフ機能をプラグイン化し、プラグイン選択により機能選択できるようにした。Pluginの管理ツール PluginManager を添付した。CameraのLowerCutThresholdの初期値を32とした。(元は128)主光学系カメラ露出制御の最終ショット時のAfterTimeとShiftをしないように変...
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PHD GuidingとiAGの実写テスト

先日からiAGのASCOM対応に伴うテストを行っていたが、月があったり雲が多かったりして実写は出来ていなかった。しかし昨夜、ようやく撮影が出来るぐらい晴れたので、PHD Guidingも合わせて試写を行った。 空の状態:SQM測定値=17.6~17.8程度 撮影環境は下記の通り 赤道儀:ケンコースカイエクスプローラー2撮影鏡:William Optics FLT98CF (D=98mm f=618mm)クローズアップレンズAC2による簡易レデューサーLPS-P2フィルターカメ...
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PHD Guiding + EQASCOM でPulseGuide

先日からオートガイドソフト「iAG」のASCOMによるガイドのテストを行っているが、どうもPulseGuideでの動作に怪しいところがある。SE2赤道儀はEQMOD ASCOM Driver(EQASCOM)で一応動作させることが出来たが、細かな不具合がまだあるようで、開発者も引き続き改良を行っているところだ。 そこでガイドソフトを「PHD Guiding」に変更し、同じEQASCOMドライバを用いて動作させて、その様子を見てみた。私がPHD Guidingを導入・使用するの...
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オートガイドソフト「iAG」がASCOMに対応

フリーのオートガイドソフト「iAG」がVer0.3.0でASCOMに対応した。従来はUSB-IOを用いたリレーボックス方式のみであったが、赤道儀制御部分をプラグインとして分けることでASCOM対応が可能になったそうだ。そのため、ソフトウェアのインストールは、本体のインストール後に赤道儀制御プラグインを別途ダウンロードして所定のフォルダ(iAGPluginTelescopeControl)に手動でコピーする必要がある。 私は既にUSB-IOリレーボックスを所有しているのでASC...
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