木星

拡大撮影

ミニボーグ60EDによる木星

ガイド用に購入したミニボーグ60EDだが、6cmの屈折でどの程度惑星の拡大撮影が行えるのか試そうと思い、昨夜、NexImageにて木星の撮影を行った。 ミニボーグ60EDによる木星撮影 機材の接続は上の通りで、鏡筒の後に2インチホルダーを介してビクセンのフリップミラー、M42ヘリコイドT、Tリング->31.7mm接眼アダプタを付けて、その後にバローレンズ、WEBカメラ(NexImage)の順となっている。見ての通り重心がかなり後側に片寄った状態となっている。私はM57のヘリコ...
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木星と天王星の撮影

これまで天王星と海王星については拡大撮影をしたことがなかったので、それらの惑星の撮影を試してみることにした。撮影に用いた鏡筒はFLT98(D=98mm,f=618mm)で、拡大には5倍パワーメイトを用いた。撮影日は9月1日の22時頃である。 まず天王星についてNexImageでの動画撮影を試みたが、シャッタースピードを最も遅い1/5にしてもノイズの中に何とか確認できる程度にしか写らなかったので断念した。もちろん海王星は全く写らなかった。 そこで、カメラをKissX2に替え、同...
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NexImageとQcam S7500を、木星撮影にて比較

現在私が天体向けに用いているWEBカメラは、セレストロンの「NexImage」とロジクールの「Qcam S7500」である。 NexImageとQcam S7500 NexImageはオードガイドシステムである「ガイドウォーク」に用いるためにセットで購入したもので、天体向けとして作られているので無改造で31.7mmの接眼部に差し込んで使うことが出来る。センサーはCCDだ。一方S7500は一般的なWEBカメラでセンサーはCMOS。望遠鏡に接続するためにレンズの除去と31.7mm...
拡大撮影

木星の暗斑(衝突痕?)

梅雨が明けてもすっきりと晴れず雲の多い天気が続いているが、昨夜は久しぶりに晴れ間が広がったので、木星を撮影してみた。 jupiter, W.O.FLT98, 5x Powermate, NexImage, 1/20, 20fps 木星の自転は10時間弱と速く、あっという間に模様が移動してしまう。23時41分には大赤斑は中央付近にあったが、その後雲によって撮影できず、約100分後に再び撮影できたときはほとんど見えなくなっていた。 ところで、1時24分の画像の南極付近(上側)にう...
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【機材】5x パワーメイト(木星撮影でナグラーズームと比較)

・2009年7月購入 これまで何回か木星をNexImageで撮影したが、そのときの拡大方法はアイピースによるものであった。しかし、バローレンズによる拡大法についても一度試してみたいと思い、惑星撮影では評判の良さそうなテレビュー社の「5倍パワーメイト(1 1/4インチ)」を購入してみた。 5x パワーメイトとナグラーズーム ナグラーズームと並べてみたところ。結構長さがあるが、ほとんどが接眼スリーブ部であり、レンズ部はそれほどでもない。 5x パワーメイト分離 レンズ部と接眼スリ...
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木星(2009/6/27未明)

2009/6/27未明に撮影した木星画像の処理を行った。 2009/6/27 3:54W.O.FLT98 / UW-6mm 拡大撮影法NexImage 15fps 動画約100秒RegiStax5 / ステライメージ6 / フォトショップエレメンツ51196フレームをスタック まず動画の撮影だが、NexImageの設定について最適値がよく分からなかったので、パソコンの画面で見て木星面の明るさが程々あって、ノイズが出来るだけ少なくなるようにゲインと露出時間を調整した。 取り込ん...
拡大撮影

天体観測の教科書 惑星観測編

2009年6月購入安達誠(編)、誠文堂新光社、2009、ISBN: 978-4416209141、2,200円+税 (表紙画像はこちら) 毎年のことだが、春~夏にかけては晴れても空が白っぽいことが多く、光害地では星雲星団の観望や撮影はあまり出来ない。そこで、今年はナグラーズームやWEBカメラ(NexImage)も入手したことだし、木星も見頃になってきたので、月・惑星を見てみよう(撮影してみよう)、と思い立った。 しかし、私は昔から星野写真中心なので、月や惑星はちゃんと観測した...
惑星

木星と海王星の接近

今日未明、木星と海王星が約0.6°の間隔まで接近している様子を、FLT98の直焦点で同一コマ内に捉えた。最接近は5月27日で間隔は約0,4°であったが、天候や仕事の都合等で今日まで見る事が出来なかった。 木星と海王星の接近 EOS KIss X2 / FLT98 (D=98mm F6.3) 直焦点【木星本体】ISO100 1/10 sec.【その他 】ISO200 10sec.ステライメージ6で合成ピクセル等倍で1421x926の範囲をを切り出し 木星と各ガリレオ衛星との距離...
星景

さよなら木星

自宅からの木星と南斗六星 2008-09-01 21:31 / 加古川市Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F11 / 30sec.ISO1600固定撮影 私の自宅マンションのベランダは南東向きであるので、観望できる範囲は東から南に限られ、南中後の天体は見えなくなる(南東に昇ってきた天体を観望することになるので、「季節を先取り」することになる)。 したがって、木星は一般にはまだまだ観望好機が続くが、我が家ではそろそ...
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