動画

太陽

金環日食の機材検討(7)

(注)太陽“眼視用”の減光フィルターを装着していない望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ることは、失明の危険があるので絶対に控えて下さい。また、NDフィルター等の“撮影用”フィルターでは、眼視には十分な減光となりません。撮影時は光学ファインダーを覗かず、ライブビューを用いて下さい。 金環日食の撮影機材については、昨年のうちにミニボーグ60EDと1.4倍テレコン、Kiss X2の組み合わせを、カメラ三脚と小型経緯台に載せると決めていた。 しかし、現状の第一観測候補地に車で行けることが確定し...
惑星

2011/12/28朝の水星とアンタレス

昨日(12/28)の朝も水星を見る事が出来た。 2011/12/28朝の水星とアンタレス 兵庫県加古川市2011/12/28 6:00EOS Kiss X2タムロンA16 50mmF4.0, ISO800, 10sec. これまでの数日間より若干透明度が悪い空で、アンタレスは肉眼では見えにくかった。 下に動画化したものをアップロードしたが、解像度の低い動画では星が見にくい。動画化するためには、星を強調する処理が必要なようだ。 なお、今日は休日のため起床が遅く、水星を見る事が出...
星景

北天の日周運動(光跡有りの動画)

昨年12月11日の夜に兵庫県多可町に遠征した際、直焦点撮影の傍ら、別カメラを用いて三脚固定で北天を連続撮影していた。30秒露出で合計280コマ程度になるが、それが未処理のまま残っていた。 それで、今回はこの連続画像を用い、星の軌跡が伸びていくような動画を作成したいと思った。しかし、世の中の多くの動画作成ソフトにおいて、そのような機能は見掛けたことがない。その場合は仕方なく手作業ということになる。要するに、1コマ目から最終コマまで、順番に比較明で画像を重ねていく途中過程を全て静...
星景

2011/1/30朝の月と金星

今朝、月齢25.5の細い月と金星、さそり座のアンタレスが並ぶ姿を見る事が出来た。 2011年1月30日朝の月と金星 標準レンズで 標準レンズで 2011/1/30 6:12タムロンA16 43mm F4KissX2, ISO200, 6sec. 望遠レンズで 2011/1/30 6:16200mm F2.8 -> 4Kiss X2, ISO400, 1sec. それと、高度が低くもう見えないだろうと思っていた水星が、地表スレスレだがまだ見えた。 水星 さすがに肉眼では無理だっ...
散開星団

すばる食

9月10日の夜、月齢21.2の月がM45プレアデス星団(すばる)を隠す「すばる食」の撮影を行った。撮影を始めたのはすでに食が始まっている23時半ごろ。まず7cm10倍の双眼鏡で見ると、明るい月の周りにすばるの星々がはっきりと見えた。 撮影はFLT98にKissX2を付けて行ったが、周辺星像を改善するためにケンコークローズアップレンズAC2を併用した。 露出については、ISO100で3秒とした。これでは月の影の部分と星団の星は写るが、月の明るい部分が完全に白く飛んでしまう。双眼...
星景

昇るさそり座とへびつかい座

4/18に砥峰高原へ遠征したときに撮影した連続写真をつなげて動画にした。 昇るさそり座とへびつかい座 このときは透明度が悪かったのでガイド撮影をやめ、固定撮影を行うことにした。さそり座とへびつかい座が昇ってくる南東の空に向けて露出時間30秒で連続撮影のまま放置し、眼視で観望を行っている間の約2時間、237枚の画像が得られた。この中にはへびつかい座に流星が写っているコマもある(約24秒時点)。この流星はたまたまリアルタイムでも見る事が出来たが、かなり明るい流星だった。カメラを向...
流星

動画「沈むオリオン座と流星」

昨日未明の「しぶんぎ座流星群」観測時に撮影した画像を加工し、動画化した。 沈むオリオン座と流星 今回の流星撮影は、EOS kissX2とSIGMAの20mmにて、露出時間を30秒、ドライブモードを連続撮影に設定し、リモートスイッチを押したままロックして行った。この方法で、30秒露出を連続して行うことが出来る。 撮影した画像にはステライメージ6で縮小、レベル・トーンカーブ調整、スターエンハンスなどの処理を行ったが、枚数が多いので「ワークフロー」機能 を用いてバッチ処理で行った。...
星景

【動画】昇るペルセウス座とおうし座

先日の砥峰高原遠征は終始薄雲に悩まされ、まともにガイド撮影をすることが出来なかった。しかし固定での連続撮影は出来たので、東の空へ昇るペルセウス座とおうし座を動画化した。雲は西から東へ流れるので、先月の「沈む夏の大三角」とは逆に、手前から向こうへ雲が流れている。 昇るペルセウス座とおうし座 このときはかなり湿気が多く、カメラレンズがすぐに夜露で曇ってしまう状況であった。そのため連続撮影時間を長くできなかったのが残念である。動画の終わりの方で星が暗くなっているのはレンズの曇りの影...
星景

2008/09/27 砥峰高原

2008/09/27 砥峰高原(北極星とこぐま座を背景にした観望風景) 天気予報では夜遅くから晴れてくるとのことで、私とA(2)さん、そして友人の3人で砥峰高原に出かけた。到着してしばらく薄雲が常に全天を覆う状況が続き、ガイド撮影が出来ないのはもちろん、眼視の観望も難しい状況であった。それでも粘って待っているとやや雲が途切れ、はくちょう座や秋の天の川が見えてきたので、とりあえず夏の大三角にレンズを向けて固定の連続撮影を開始した。今回の使用レンズはSIGMAの20mmF1.8で...
星景

動画作成の試行(冬の大三角)

昇る冬の大三角とオリオン座 天体写真をデジカメで撮ることによって一般的になった手法として、先日試してみた「比較(明)」合成があるが、「動画」についても同様だと思う。連続で撮影した画像をパソコンでパラパラ漫画のようにつなぎ合わせると、星が動く動画になる。今回は、冬の大三角の光跡を撮るのに使った画像を流用して動画を作成してみた。そのため画像が縦長であり、動画としては少々見づらくなってしまった。やはり動画は横長で見るのに慣れているからであろう。 とりあえず作ってみて思ったのは、静止...
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