ヘッドランプと夜光時計

今回紹介する小物は、PETZL(ペツル)のヘッドランプと、ZUMONA(ズモナ)の夜光時計。

きれいな星空を見るためには、月の無い夜に、出来るだけ光害の無い暗い場所へ出かけなければならない。そういった暗い所で機材を組み立てたりするのには、両手が空くヘッドランプが便利だ。

私が使用しているのは、PETZLのTACTIKKA XP。

PETZL TACTIKKA XP
PETZL TACTIKKA XP

電源は単4乾電池3本だが、私はeneloopを用いている。
これには青・緑・赤・透明の4色のカラー拡散レンズが付属していて、そのうち1枚を発光部にセットし、スライドでレンズ有り・無しを瞬時に切り替えできる。天文用用途なら赤色だろう。発光部の角度も、手元を照らしたい場合や遠くを照らしたい場合など、状況に応じて変えることができる。

明るさは3段階で、1つのボタンを押す回数で切り替える。これについては、初めはちょっと使いにくかったが、慣れるとどうということはない。そのほか、ブーストモード用のボタンもある。

値段は実売で6千円ぐらいとヘッドランプにしては高価だが、それだけの値打ちはあると思う。

もうひとつはZUMONAの夜光時計ZUM-WT0102。

ZUMONAの夜光時計ZUM-WT0102
ZUMONAの夜光時計ZUM-WT0102

これは最近購入したばかりで、まだ観測地には持って行っていない。

観測地で腕時計を見るには、ヘッドランプや腕時計自体の照明スイッチを入れる動作が必要になるが、これが結構煩わしい。そこでLUMINOXかTraserの夜光時計を検討していたが、日常生活に夜光時計は必要ないし、観測に持って行くだけに購入するにはちょっと高い。どうしようか迷っていたが、あるときWEBでもっと格安のZUMONAを発見した。安っぽいが、野外でラフに使う物だし、ぶつけて壊れてもあきらめられる値段だったので、とりあえず購入した。ヨドバシカメラで6千円台+ポイント。

部屋を暗くしてみると、程々の明るさで光る。観測地で目が暗順応した後ではちょっと明るすぎるかもしれないが、一回持っていて試してみたい。

なお、この時計の発光体にはトリチウムという放射性物質が使われているが、特に問題ない量のようだ。

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