昨夜は台風通過後の晴れ間を狙って、近場の加東市まで撮影に出かけた(この辺りは遠征とは呼べないかも)。幸い数時間の快晴に恵まれ、今回はJILVA-170もある程度の時間稼働することが出来た。
先月、彗星(21P)を撮影した際はミニボーグ60ED+レデューサー7885(0.85xDG)にPENTAX KPを用いたが、今回はEOS 60Daを使用し、赤い散光星雲のカリフォルニア星雲を狙ってみた。
ひとまずJPEG出力画像をチェック。
ISO3200で露出時間を120秒としたところ、ガイドの成功率はおおむね8割~9割程度。特に撮影開始直後にズレているコマが多く、最後の方はほぼ10割成功しているので、望遠鏡やカメラ、コード類の支持の方に問題が有るのかもしれない。
中央部ピクセル等倍の切り出し↓。だいたいこのぐらいならOK。この程度のコマが8割程度 。
このぐらい↓が1~2割程度。撮影開始後すぐに多発。NGにしたいけど、コマ数を稼ぎたいので、縮小するのであれば使えそう。
画像処理はまた後日ゆっくりやりたい。
導入したばかりのPENTAX KPは、今回は標準ズーム(シグマ18-35mm F1.8)を付け、ポラリエに載せて星野撮影をした。
- 2018/10/7 23:14 – 0:33
- 兵庫県加東市 気温:20℃、光害レベル:SQM-L測定値(天頂):20.8
- PENTAX KP
- SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (18mm F2.5)
- 90sec, ISO3200 x 45コマ
- ビクセン ポラリエ ノータッチ恒星時追尾
- RStackerによるダーク減算・フラット補正
- Lightroom CCによる現像、DeepSkyStackerでスタック
- ステライメージ8、Photoshop CCで調整 4×4ソフトビニング
短時間露光なので、ポラリエの極軸合わせは覗き穴に北極星を入れただけ。 F2.5まで絞っているが、きつめの処理をすると最周辺部の周辺減光が目立つ。
明け方は雲が多く、雲を入れた1コマ撮りばかりとなった。 KPは無改造機だが、1コマ撮りでもエンゼルフィッシュやバーナードループがうっすらと確認出来る。
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