北海道3日目の釧路の朝も、前日同様に霧に覆われていた。
しかしこの日は天気が回復傾向とのGPVのお告げがあったので、釧路市湿原展望台から温根内木道を経て温根内ビジターセンターまで歩くことにした。
早朝はバスがないため、タクシーで出発点の釧路市湿原展望台へ。
ここは入場料が必要だが、あまり時間が無いので立ち寄らずにスルーして、そのままサテライト展望台に向かった。この途中の遊歩道は湿原内ではないので、特に見どころというのは無いようだ。
サテライト展望台に到着。
霧も晴れて、広大な湿原が一望できた。
前々日の細岡展望台では霧で敗退しており、やっと湿原の良い景色を見る事が出来た。
木の生えたエリアと草のエリアが混在しているようだ。
ここで出会ったご夫婦によると、40分ぐらい前には霧がかかっていて、私達が来たときに丁度晴れたそうだ。タイミングが良かった。
そのご夫婦は、1ヶ月滞在する予定だそうだ。やはり理想はそうあるべきだと思う。
自然を満喫するならば1泊2泊では思うように行かず、やはり1ヶ月程度のんびり滞在して、時間的にも気持ち的にもゆったり過ごさないと、本当にリフレッシュできない。
とはいえ、現役のサラリーマンにはなかなか難しい。
さて、サテライト展望台から、階段を下って湿原内へ降りていった。
これが、かなりの距離(1km弱)を延々と下っていく。
逆向きだったら登りになるので、かなりキツいと思う。
湿原に降りた所で、鶴居軌道跡遊歩道を温根内方面へ歩いた。
1968年で廃止になった鶴居村営軌道の廃線後だそうだ。
舗装や木道ではないが、線路跡だけあって平坦で真っ直ぐ。
歩きやすいが、草がぬれており、ズボンの裾から靴の中までが完全に水浸しになってしまった。湿原を歩くならその辺りの用意もしておけばよかった。
平日のためか、自分たち以外の人には全く出会わなかった。
道の先では鹿がこちらの様子をじっと見ていたが、近づくと逃げてしまった。
熊でなくて良かった(熊よけの鈴を持ってくるのを忘れたので、ちょっと不安だった)。
花の季節にはまだ早かったようだが、所々である程度見かけることが出来た。
これは、ハコベ?
温根内木道に入ると一気に視界が開けた(高層湿原というそうだ)。
木道も歩きやすい。
X-E2のぐるっとパノラマで、180°撮影。
時間があまりなく、長居できなかったのが残念。
温根内ビジターセンターに到着。
釧路市湿原展望台からビジタセンター(現在地)の道のりが地図で再確認できた。
地図の右側の釧路市湿原展望台から、左下の現在地(P印)まで大体、5~6km歩いた事になるようだ。
繰り返しになるが、温根内ビジターセンターから釧路市湿原展望台の向きに歩くと、湿原から展望台遊歩道へ昇る階段がかなり長くてきついので要注意。
ここからはバスで釧路へ戻った。
この道は、郊外にもかかわらず、かなり交通量が多いので驚いた。
ひっきりなしに車が通り、ほとんど途切れない。
遊歩道を歩いていても、常に車の音が聞こえ続けている。
釧路へ戻った後、昼食は勝手丼を食べることにして、駅前の和商市場へ。
はじめて釧路に来たので、やはり一度ぐらいはこれをして帰らないと。
ご飯は、複数の店舗で売られている。白ご飯と酢飯が各サイズで選べるようだが、私は160円(茶碗一杯分)の白ご飯にした。
具を販売しているのはかなりの店舗数で、とても全部見て回れない。
とりあえず適当な3店舗で購入。
店の人がご飯に乗せていってくれる。
完成。
合計金額はあえて計算せず(けっこうかかったと思う。コストパフォーマンスはあまり良くないかも)。
市場の真ん中にあるテーブルコーナーで食べた。
どの魚も美味しかったけど、鮭好きの自分としては、やはり時鮭が一番のヒット。もっと沢山載せれば良かった。
そろそろ帰路の空港へ向かう時間となり、駅前に戻ると、ほぼ快晴。
もう1日早く晴れてくれれば・・・・。
今回見損ねた所も多いので、また来ないと。
***
帰宅すると、体重が1Kg増加。1Kgで済んで良かった・・・のか?
完
コメント