惑星

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水星と土星の大接近

今朝、東の低空で水星と土星が大接近した。手元のステラナビゲーターでは、角距離がおよそ23分で、約0.4°弱となる。今朝の東の空低くには雲があったが、その上に昇ってくるところを捉えることができた。下の画像の、中央で並んでいる星の左が土星(0.6等)で右が水星(-0.7等)になる。水星の方が明るい。水星と土星の大接近加古川市内2013/11/26 5:52EOS6D, EF200mm F2.8L II USM -> F4.0固定撮影ISO400, 2.0secこれだけ接近すると、...
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火星・木星

先週は毎朝のアイソン彗星&水星に手を取られていて、惑星のRegiStax処理が手つかずだったが、やっといくつかの画像を処理できた。火星は現在明け方前に高度が上がってくるため、平日は撮影しにくい。視直径はまだ小さく、模様も分かりにくい。木星は日付が変わる前に40度以上の高度まで昇ってくるようになったので、これからは平日でも就寝前に撮影できる機会が増えそうだ。視直径も大きくなってきた。23日未明は大赤斑が正面に来た状態で撮影。24日はその裏側でBAが見える状態で撮影。木星の見頃が...
惑星

2013/11/24 水星・土星

今朝は東の低空が薄雲に覆われ、アイソン彗星を確認・撮影することが出来なかった。水星(-0.7等)は肉眼で楽に確認。アイソン彗星と同程度の高度にいる土星(0.6等)と、てんびん座α星(2.75等)は双眼鏡と撮影結果で確認できた。水星・土星加古川市内2013/11/24 5:56EOS6D, EF100mm F2.8L マクロ USM -> F4.0固定撮影ISO400, 2.5sec縦位置撮影で、下半分を切りだし。アイソン彗星は3等台と思われるが、恒星のような点光源ではないため...
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2013/10/27 木星

昨夜は台風通過後の晴れ間を期待して砥峰高原まで行ったものの、雨に降られて早々に撤退。自宅に戻ると晴れてきたが、月も昇ってきたために星雲の撮影は無理。、木星の撮影を行うことにした。ちょうど3時前に大赤斑が正面にまわって来る良いタイミングとなった。ただし、やや冬型の天気のためか風が強く、シーイングが悪くてボケ気味の画像となった。そのまま待っていると火星とアイソン彗星が昇ってくることが分かっていたが、遠征地まで一往復した後なので、疲れていて起きていられなかった。
彗星

惑星と恒星の接近

現在、明け方の東天で火星とレグルス(しし座)が接近しており、きれいな色の対比を見せている。下の画像はちょっと古いが、10/13朝にアイソン彗星を撮影した時のもの。火星とレグルス10月下旬頃まではアイソン彗星と共に狭い範囲に接近して見えるようだ。また、日没後の西空では金星とアンタレス(さそり座)が接近している。これ(↓)は10/14に撮影したもの。金星とアンタレスこちらは高度が低く、この日は透明度も悪かったために金星が赤っぽくなってしまい、あまりきれいな眺めではなかった。空気の...
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2013/10/14 木星・火星

10月14日の早朝に撮影してそのままになっていた木星と火星の動画をやっとRegiStax処理できた。火星はまだまだ小さくて模様も写らないが、北極冠ははっきりしてきた。
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2013/9/29 木星・火星

昨夜は薄雲が多かったため出撃しなかったが、今日未明に外を見るとおおむね快晴となっていて、冬の星座の中に月齢23の月が明るく輝いていた。どうも月が出てくると快晴になるような気がする。そういうわけで、今日も木星と火星の拡大撮影を行った。まず木星。今日は大赤斑の裏側辺りが見えていた。昨年、大赤斑と接近した「BA」がここまで移動している。BAは約2年毎に大赤斑と接近して追い越すので、現在はおおむね裏側になるようだ。次は火星。視直径がまだ小さく、撮影時の高度も低いため、画質はあまり良く...
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2013/9/28 木星

今朝もちょうど良い時間に大赤斑が正面に来るということで、木星を撮影した。透明度は結構良くてカメラのゲインも下げ気味に出来たのだが、シーイングはあまり良くなかった。今朝は双子座にいる木星のすぐ側に月齢22.3の月が来ており、周りの冬の1等星や火星も合わせて、賑やかな空となった。
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2013/9/26 天王星

10月4日にうお座で衝となる天王星は、現在が観測好機となっている。普段私は天王星や海王星を拡大撮影することはないが、昨夜は良く晴れていたので、試しに撮影してみた。視直径は3.7"しかなく、小さい円盤状にしか写らなかったが、青い色はよく分かり、天王星らしい雰囲気は出ていると思う。小さくても明るい火星と違って暗いため、シャッター速度も1/4sec.まで長くする必要があった。眼視で見ても、青くて面積のある天体であると分かったが、やはり小さい。98mmの小口径で惑星らしく見るのはちょ...
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2013/9/23 木星・火星

今日の未明、木星と火星の撮影を行った。まずは木星。今回は大赤斑が良く見える位置に来てくれた。木星面上の黒丸は衛星「イオ」の影。シーイングは良くも悪くもなく、透明度はそこそこだが、空がやや黄色っぽいのか、眼視では大赤斑が見にくかった。現在の木星は双子座にあって赤緯が高いため、高度の上がり方が早く、ベランダから見えている時間は短めである。そのため、今シーズンは観測数が少なくなるかもしれない。続いて火星。火星は2012年3月27日以来、約1年半ぶりの拡大撮影となった。火星はまだ距離...
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