薄明中の撮影

昇る冬の大三角とオリオン座(薄明)
  • 2008-09-06 04:44 / 兵庫県加古川市
  • Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
  • 18mm F4.0 / 15sec. 45枚合成(比較明)
  • ISO400
  • 固定撮影
  • ステライメージによる処理

私は薄明中に撮影した夜明け(または夕暮れ)の雰囲気のある写真が結構好きで、ヘール・ボップ彗星の写真も、夜明けの赤みがかった空を昇っていくところを写したものが一番気に入っていた。

夜明けの空に昇るヘール・ボップ彗星
  • 兵庫県神崎郡-峰山高原
  • 3/10 5:00
  • キャノンF-1/FD50mmF1.4->F2.0
  • 固定撮影 約20秒
  • フジ SuperG ACE800

それで、薄明中にも星の光跡を写せないものかと思っていたのだが、薄明中の長時間露出はその切り上げ時が難しい。特に夜明けの場合、切り上げが遅いと完全にかぶってしまい失敗になるが、銀塩時代にはその場で確認出来ないのが問題であった。しかしデジカメでは、数十秒程度の露出を連続して撮影して合成する手法が使えるので、切り上げ時間を気にしなくて良い。少し長目に撮っておき、あとで必要なコマを採用し、残りは捨てれば済む。

今回の写真は、先日から様々な試行の素材としている冬の大三角であるが、背景と星の光跡のバランスが丁度良くなるコマ数を選択して合成した。明るくなるにつれて露出を切り詰めていくことが出来れば、もうすこし時間を延ばせるのだが、それにはもうちょっと工夫が要りそうだ。それと、自宅からの撮影なので景色が良くないのが残念である。機会があれば景色の良い場所で撮影したい。

なお、この画像もとりあえず動画化してみた。

昇る冬の大三角とオリオン座(薄明)

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