明石市立天文科学館

私は電車通勤で毎日明石駅を通過しているので、明石の天文科学館は毎日車窓から見ているのだが、おそらく十数年以上は訪れていないと思う。それがこの春にリニューアルされたとのことで、今日、A(2)さん、A(3)さんと共に、久しぶりに行ってみた。

子供の頃は神戸に住んでいたのだが、まだ神戸市立青少年科学館も無い頃で、プラネタリウムと言えば「明石」であった。小学生の頃から高校生ぐらいまでの間、結構何回も行ったように思う。

うっすらと覚えているのは、展示室の真ん中に大きな太陽系の模型があったこと。それから、星の重力と動きを説明する模型が印象に残っている。これは言葉では説明しにくいが、真ん中に穴が空いた漏斗状の面があり、その端から鋼球が円周方向に射出されて回転運動をするが、それが徐々に中心に向かって落ちていくというもので、最後には中心部の穴に吸い込まれて終わる(つまり、ブラックホール)。
これら二つの模型は何故か気になって、ずっと見ていたような気がする。

さて今回だが、まず入館してすぐに16階の天体観測室の見学をした。ここには西村製作所の40cm反射望遠鏡がある。残念ながら曇りだったので昼間の星は見えなかったが、明石海峡大橋のアップを見せてもらった。

それから、展示の様子も昔とは変わって豪華になった印象だ。でも、子供の頃のお気に入りだった上述の2点の模型が既に無かったのがちょっと寂しかった。あの昭和的な感じの模型もなかなか良いとは思うが、今の展示室の雰囲気には似合わないのかも。

プラネタリウムは、まだまだ現役のツァイス製。これは今年のはじめにオーバーホールされたようだ。最近はほとんど自然の星しか見ていなかったので、プラネタリウムを久しぶりに見ると結構新鮮だ。星はコントラストが高く、南天の光害は無いし、黄砂も無いし、薄雲も来ないし、真っ暗でSQM-L測定値=23、ぐらいの感じ。

帰途に見たのは、科学館入り口付近に植えられている「トケイソウ」。

トケイソウの説明。

それから、A(2)さんはシゴセンジャーに会えなかったのが残念だったようだ。
しかし、それは明石が平和であるという事なので、良いのではないか。
確実に会うには、彼らのスケジュールを把握しておく必要があるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました