画像処理

RAP2 & Lightroom3

Lightroom3(LR3)またはPhotoshop CS5(PS CS5)でRAW現像をするため、ダーク減算・フラット補正を行ってからDNGへ書き戻しできる「RAP2」を購入した。 早速、ダーク減算の効果をM20の画像で試してみた。 検証に用いた画像はこちらの題材と同じで、残暑厳しい9月に高原で撮影したもので、気温は約20℃。鏡筒はFLT98CF、クローズアップレンズによる簡易レデューサー、カメラはEOS KissX2、ISO800で5分露出である。 RAP2であらかじめ...
画像処理

Lightroom3のノイズ低減機能

先日購入した「Photoshop Lightroom 3(LR3)」のノイズ低減機能を検証してみた。 元画像は昨年9月始め頃に撮影したM20(三裂星雲)のピクセル等倍画像。撮影時は残暑が厳しく、高原でも20℃は超えていたと思う。 こちら(↑)は、カメラのJPEG出力(高感度NR-ON、長時間NR-OFF)。撮影の設定はISO800で5分だが、輝度ノイズ、カラーノイズ共にかなり目立つ。 この画像のRAWファイル(CR2)を、キヤノン純正のRAW現像ソフトDPPとLR3で、それぞ...
画像処理

Adobeの画像処理ソフト2種

Adobe(アドビ)の「Photoshop CS5」(PSCS5)と「Photoshop Lightroom 3」(LR3)の2種類のソフトを購入した。 Photoshop CS5 and Photoshop Lightroom 3 PSについては高価なこともあって今までなかなか入手出来ずにいたが、今回、旧パッケージ品(V12.0)が安めで出ており、良い機会だったので購入した。旧パッケージ版だが、アップデートパッチで最新版相当(V12.0.4)となるので問題無い。 これまで天...
散光星雲

M8(干潟星雲)再処理

M8 干潟星雲 (いて座の散光星雲・視直径90') 【環境】2012/4/30 2:41 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温 7℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.3【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ Neximage/iAG+USB-IOコントロールBOXによるオートガイド【ソフトウェ...
望遠レンズ

梅雨空が続く

このところ梅雨らしい曇りがちの天気が続き、星が全く見えない。 先月、「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」を張り切って購入したが、全く出番がない。 折角の新機材を寝かせておくのももったいないので、花でも撮ってみた(マクロレンズとしては、星よりこちらの方が本来の使い方だが)。
望遠レンズ

【機材】EF200mm F2.8L II USM

梅雨入り後、まともに星を見たり撮ったり出来ない状態が続いてネタ切れ気味なので、まだこのブログで書いていない機材の紹介でもしていこうと思う。 この「EF200mm F2.8L II USM」は、銀塩写真時代に購入し、EOS55に付けてスカイメモRに載せ、星雲星団を撮影していた。現在、カメラはデジカメに変わったが、スカイメモRとこのレンズは現役で活躍中だ。 購入時期については記憶があいまいだが、おそらく1998年の春頃に大阪の中古カメラ店で、5万円程度で購入したと思う。ハードケー...
機材

天文雑誌にO-GPS1(アストロトレーサー機能)の作例が掲載

本日発売の星ナビ7月号に、PENTAX O-GPS1のアストロトレーサー機能を用いた作例が紹介されていた(天文ガイドの方にも記事があるが、そちらは未購入)。 なお、ここで紙面を転載する訳にはいかないので以下は感想のみ。 星ナビの作例は、PENTAXの16-50mm F2.8EDを18mm・F3.5にして、夏の大三角を3分露出で撮影したものだが、やはり歪曲収差の影響で周辺部の星像は流れ気味だった。この星像の流れは、レンズの歪曲収差に依存するので、焦点距離が同じレンズで比較しても...
機材

三脚固定のまま追尾撮影が出来る「PENTAX O-GPS1」

PENTAXから、三脚に固定したまま天体の追尾撮影ができるデジカメアクセサリが発売される。 GPSユニット「PENTAX O-GPS1」 これはPENTAXのデジタル一眼レフカメラのホットシューに装着し、GPS機能を追加するアクセサリ。それだけでは何てことはないのだが、注目すべきはその機能の一つである、簡易天体追尾機能「アストロトレーサー」。 GPSや磁気・加速度センサーの情報を元にして星の動きを計算し、カメラ内手ぶれ補正機能を流用してセンサーを動かし、星を追尾するもの。ただ...
拡大撮影

今年の土星まとめ

我が家のベランダは南東向きなので、今シーズンに土星が観測出来るのは5月末頃が限度であったが、先日梅雨入りしてから雨天・曇天が続いており、おそらくこれで今回の土星シーズンは終了である(西側の空が見える場所では、まだまだ見頃が続く)。 キリがよいので、「土星のまとめ」を作成した。 今シーズンは2月ごろから撮影を開始したが、冬期はやはりシーイングが悪く、昨年夏の木星のような良好な画像は得にくかった。輪もまだあまり開いておらず、カッシーニの間隙も何とか写る程度であった。 輪の傾きは2...
雑記

もう梅雨入り

今日、近畿地方が梅雨入りしたようだ。 観測史上2番目に早い梅雨入りとのこと。あまりにも早すぎる。5月下旬から6月上旬の新月期には期待できなくなってしまった。 仮に梅雨明けが早まったとしても、満月期にかかるために得にはならない。結局1ヶ月分(新月期1回分)損した事になる。 試したい機材が色々あるのだが・・・。(機材を買うと悪天候が続く、と言うジンクスもあるようだ)。
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