ペルセ群“遅”報

先月13日未明(12日夜)のペルセ群観望のときに「写真も撮ったが流星は写らなかった」と書いたが、先週、生データを整理するために再度チェックすると、一コマのみ写っているのを見つけた。大変暗いので見逃していたらしい。流星の方向からしてペルセ群流星のようである。

  • 2008-08-13 02:13:00 / 加古川市
  • Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
  • 18mm F3.5 / 30sec.
  • ISO800
  • 固定撮影

撮影に用いたレンズは開放でもF3.5なので、ISO感度を800にしても明るい流星しか写らないし、写ってもあまり見栄えがせず、肉眼で見たときの印象には程遠い。やはり流星撮影には明るいレンズが必要である。
なお、この写真は長秒時ノイズ低減もせず、JPEG記録のみで保存したために非常に荒れた画像になった。

それにしても、やはり2001年の“しし群”は凄かったと思う。薄明が始まって青みがかった空を次々と流れる流星がいまでも記憶に残っている。東の空が明るくなりかけても、西の空ではまだ流れていた。当時はマスコミでも話題になったので天文ファン以外でも見た人が多かったと思うが、あれを最初の流星観測体験として見た人は、あれが普通だと思ってしまったのではなかろうか。だとすると、その後、ペルセ群や双子群を見に行ってがっかりした人もいるかもしれない。

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