おおぐま座の系外銀河 M81・M82とその周辺

系外銀河M81&M82
おおぐま座の系外銀河 上辺近くがNGC2976(10.2等)、下辺側は左からM82(8.4等)、M81(6.9等)、NGC3077(9.9等)
  • 【環境】2008/12/21 0:19 – /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
  • 【光学系】EF 200mm F2.8L II USM F2.8開放 / LPS-P2フィルター使用
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】スカイメモRによるノータッチガイド
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 120sec. x4, 140sec. x1, 180sec. x4, 240sec x2
  • 【処理法】:ステライメージによる処理、2X2ソフトビニング後、640×640を切り出し

この年末年始は遠征や自宅で撮影することが多かったが、その後の画像処理が追いついていなかった。これから月も大きくなってくるので、その間にぼちぼち処理していきたい。

これ(↑)は、昨年末の12月20日に兵庫県多可町に遠征した際に撮影した、おおぐま座の系外銀河M81・M82付近の画像である。M81とM82は写真でも眼視でもペアで扱われることが多いが、これを200mmレンズで狙って撮影したら、その近辺の銀河まで写り込んだ。M81に近い方がNGC3077(9.9等)、離れている方がNGC2976(10.2等)である。これまでこれらの銀河については知らなかったので、ちょっと得した気分である。これからもう少し長焦点で撮影する場合でも、M81とM82だけでなく、側のNGC3077も含めて写すと面白いかもしれない。


JPEG画像の1枚を25%に縮小
JPEG画像の1枚を25%に縮小

こちら(↑)は、RAWと同時記録のJPEG画像の1枚を25%に縮小したもの。200mmレンズとEOS kissX2でこのような画角になる(LPS-P2フィルタを付けているので全体的に青っぽくなっている)。

なお、同じ場所で1週間後に友人のりんしゃんさんがM81・M82を撮影している。こちらは同じEOS KissX2だが500mm(Pentax 75SDHF)なので、銀河の細かい構造が更に分かりやすい。ひょっとしたらトリミング前の画像にはNGC3077が入っていたかもしれない。

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