2009-10

機材

【機材】スカイクオリティーメーター(SQM-L)

・2009年10月購入 スカイクオリティーメーター 「スカイクオリティーメーター(SQM)」は夜空の明るさを測定する計測器である。これによって光害の程度を数値としてあらわす事が出来る。測定する範囲が80度の「SQM」と、20度の「SQM-L」があるが、自宅ベランダや視界の狭い観望場所でも使えるよう、SQM-Lの方を購入した。 購入の動機としては、先日開催された「デジカメ星空診断」に参加したことで、光害測定への興味が高まってきたきたことだ。最近は光害がますますひどくなってきてお...
遠出・遠征

2009/10/24 砥峰高原

昨夜は前線の雲が近畿地方にかかっていて微妙な天気だったが、とりあえず砥峰高原に行ってみることにした。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさんの3人。 現地には23時過ぎに到着。空には全面薄い雲が広がっていたが、晴れ間もあり、たまに秋の天の川も見える状態であったので、とりあえずスカイメモRを組み立てて待機した。 しばらく待っていると、やや大きな晴れ間も見えてきたので、短時間露出で試し撮りをした。しかし、どうしても薄い雲がもやもやと写ってしまう。晴れているように見えるところも、...
機材

オートガイドのキャリブレーションについての考え方

現在、私が使用できるオートガイドソフトは2つある。 1つは昨年購入した市販品の「ガイドウォーク(趣味人)」で、これはリレーボックスとガイドソフトがセットになっている(ガイド用カメラであるNexImageも同時に購入した)。もう一つはフリーソフトの「iAG」であり、このリレーボックスは自作品である(実際には私が作ったのではなく、α版テスト用に開発者から提供された)。 どちらもガイド用カメラでガイド星のズレを検出し、適切な補正量を計算してリレーボックスに出力するという、オートガイ...
機材

Photoshop Elements 8

本日発売になった「Photoshop Elements 8(PSE8)」を購入した。 私が天体写真の画像処理に主に使用しているのは「ステライメージ6」と「Photoshop Elements 5(PSE5)」であるが、PSEのほうは既に6と7のバージョンアップを見送ってきているので、そろそろ最新版にしておこうと思い、今回8にバージョンアップした。なお、購入したのは「Premiere Elements 8」とのセット版にした(動画編集はあまりしないが、割安だったのでなんとなく)...
流星

オリオン座流星群

昨夜は自宅ベランダからオリオン座流星群の観測を行った。 今回は何故かマスコミでも大きく取り扱われたため、各地で多くの人が観測したのではないだろうか。私は翌日が仕事のため残念ながら遠征は出来なかったが、自宅で23時前からA(3)さんと一緒に眺めてみることにした(写真も固定で連続撮影をおこなった)。 オリオン座流星群の放射点 オリオン群という名称から、オリオン座から流星が飛び出してくるような印象を受けるが、実際の放射点はふたご座に近い。 さて、はじめはペルセ群並みに流れるのではと...
散光星雲

FLT98でM42の撮影

昨夜は自宅にてオートガイドソフト(iAG)のテストを兼ねて、FLT98による撮影を行うことにした。天気はほぼ快晴となったが、秋にもかかわらず春のような霞んだ状態で、光害も多め。どうやら黄砂が来ているらしいが、その影響だろうか。 とりあえず、光害があっても何とか写ってくれそうなM42(オリオン大星雲)を撮影することにした。 試し撮りでは、LPS-P2を付けているのに背景が赤くかぶってしまった。いつもはLPS-P2を付けると青っぽくかぶるのだが、それだけ空の状態が悪いようだ。これ...
星野

夏の大三角

夏の大三角 【環境】2009/8/22 22:21 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 17mm F3.5 / プロソフトンA【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 5コマ【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Ele...
拡大撮影

ED100Sfによる木星

昨夜は久しぶりにED100Sf鏡筒を引っ張り出してきて木星の撮影を行った。 今春にWilliam OpticsのFLT98鏡筒を購入して以来、木星はずっとFLT98で撮影してきたが、もうそろそろベランダからは見えなくなってくるので、一度ED100Sfでも撮影しておこうと思った。シーイングは中程度。木星の縁は揺れているが、大赤斑等の模様はPC上でもはっきり見える。 FLT98が焦点距離618mmであるのに対し、ED100Sfは900mm。口径はほぼ同じ10cmだが焦点距離が1....
機材

オートガイドソフト「iAG」で、キャリブレーション無しのガイド

オートガイドソフトウェア「iAG(intelligent Auto Guider)」を手っ取り早く使う方法として、説明書には「クイックスタート」が書かれている。これでとりあえずキャリブレーションとガイドを行えるが、キャリブレーション無しでのガイドも行うことが出来る。 メイン画面の「Mode」を「Constant」にすると、ガイド星のズレを検出したときの補正信号の送出時間が固定値となる。補正量が固定なのでキャリブレーションも不要だ。この補正量は「Control」タブの「Shif...
星景

水星・金星・土星

今朝、東の空に水星・金星・土星が集まった様子を見る事が出来た。 水星・金星・土星 加古川市2009/10/9 05:12Kiss X2 /タムロンA16 -> 50mm F4.0ISO400 / 8secトリミング有り。 かなり雲の多い天気だったが、運良く雲が切れた所から3惑星を撮影することも出来た。水星と土星はおよそ0.7°の大接近だ。この後、13日~14日には土星と金星が大接近する。 ところで、私は毎年今頃の時期に水星を見ることが多い。それは何故か。 我が家のベランダは南...
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