昨夜は久しぶりにED100Sf鏡筒を引っ張り出してきて木星の撮影を行った。
今春にWilliam OpticsのFLT98鏡筒を購入して以来、木星はずっとFLT98で撮影してきたが、もうそろそろベランダからは見えなくなってくるので、一度ED100Sfでも撮影しておこうと思った。シーイングは中程度。木星の縁は揺れているが、大赤斑等の模様はPC上でもはっきり見える。
FLT98が焦点距離618mmであるのに対し、ED100Sfは900mm。口径はほぼ同じ10cmだが焦点距離が1.5倍ぐらい長い。したがって5倍パワーメイトで同じように拡大すると、木星像が大きくなって、その分暗くなる。
- 2009/10/11 21:47
- ED100Sf、5倍パワーメイト
- NexImage 1/15sec x 1336フレーム
これ(↑)は、口径10cmとしては拡大し過ぎのような気がする。画像処理をしてもボンヤリした感じだ。
これ(↑)は、FLT98で撮影した時と同じ程度の大きさまで縮小したもの。
これ(↑)は、先月FLT98で撮影した木星。
比較をするなら同じ日の近い時刻に連続して撮影する必要があるが、昨夜は鏡筒を入れ替えて撮影するほどの元気はなかった。いずれにせよED100Sfの場合、もう少し倍率の低いバローレンズにしたほうが良さそうだ。
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