SE2赤道儀

機材

PHD2のマルチスターガイド

天体用にも使っているモバイルノートPCを新調したので、各種ソフトウェアの最新版をインストールしていくと、オートガイドソフトウェアの「PHD2 Guiding」が最新のv2.6.10でマルチスターガイドに正式対応していた。これは以前からベータ版に入っていると聞いていたが、今回正式に入った機会に使ってみることにした。この機能をONにするには、設定の「ガイド」タブで、「use multiple stars」にチェックを入れるだけのようだ。PHD2 Guiding でマルチスターガイ...
拡大撮影

FireCaptureのオートガイド機能とゲームパッドの使用

これまで惑星の動画撮影時には、パソコンからの赤道儀制御は何も行っておらず、赤道儀(ケンコーNEWスカイエクスプローラーSE2)付属のハンドコントローラーで位置合わせや動画撮影中のズレ補正を手動で行っていた。ただ、これについては常にパソコンのモニターを監視している必要があり、de-rotationなどで撮影時間(動画本数)が増えつつある現在では煩わしく感じていた。そこで、最近パソコンを新しくして処理能力が向上した機会に、惑星撮影用ソフト「FireCapture」のオートガイド機...
系外銀河

ミューロン180Cによる系外銀河M66

M66 (しし座の系外銀河・光度9.0等・視直径8.7')【環境】2021/3/18 23:52 - 3/19 2:54 / 兵庫県明石市/気温8℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド>...
機材

ケンコー NEWスカイエクスプローラーSEII(SE2)赤道儀のベルト駆動化

きっかけ現在バルコニーで主力で使っているケンコーNEWスカイエクスプローラーSEII(SE2)赤道儀は、加古川のマンションに住んでいた2010年に2台目として購入したもの。2008年に購入した1台目のSE2赤道儀は遠征専用機としていたが、現在は休眠中(電源接続部の調子が悪く突然電源が落ちたりする)。2台目の方は10年経った現在も快調に動いている。M店長時代の趣味人で購入して納品前に調整してもらったためか、当初から900mmぐらいの焦点距離までは問題なくガイドできている。しかし...
機材

ASIAIR PROとガイド鏡周りのユニット化

先日からASIAIR PROと3cmガイド鏡を使ったオートガイド環境の試行をしており、SE2赤道儀とBORG71FLとの組み合わせでは正常に撮影できる事を確認できた。しかしこれまではASIAIR PROとガイド鏡、さらに各種配線などをBORG71FLの鏡筒を土台としてまとめていたので、鏡筒やカメラを交換しにくい状態だった(例えばAskar ACL200やカメラレンズなど)。そこで、40cmの長いビクセン互換アリガタを購入し、それに鏡筒とカメラ以外の部分をまとめて載せ、「制御ベ...
散光星雲

ASIAIR Pro (スカイエクスプローラーII赤道儀)

概要昨年末に購入したAZ-GTiを利用して、平日夜など時間が無いときでもすぐ撮影できる機材構成を考えていたが、やはりパソコンは使いたくないと思った。パソコン本体は軽いものなので自宅内での持ち運びは全く問題ないが、バルコニーでそれを使うためのテーブル設置や配線に手間がかかる。そこで二年ほど前に少し使った後放置状態になっているStellarMateの復活も考えたが、これはRaspberry Pi 3に入れているので今となっては非力。Raspberry Pi 4を購入して入れ替えて...
機材

ベランダ復活&2台目のSE2赤道儀

今年1月初めから3ヶ月半の間、マンションの大規模修繕工事のために建物周囲に足場が組まれ、カバーがかけられて、ベランダからの星見が出来ない状態であった。それが昨日、やっと足場が撤去されて再びベランダからの星見が可能な状態となった。しかしこの間、冬の澄んだ空での観望は出来ず、最接近の火星を見逃し、土星も夕方には南天高く昇ってしまい、南東向きのベランダからはほぼ見えない状態となってしまった。これから夏にかけては空の透明度も悪く、梅雨もあるので、あまり星見に適した季節とは言えないし、...
機材

【機材】スカイエクスプローラー2(SE2)赤道儀のハーフピラー化

ケンコー・スカイエクスプローラー2(SE2)赤道儀昨年秋にケンコー・スカイエクスプローラー2(SE2)赤道儀を購入してベランダで使っているが、ベランダが南東向きのため、三脚の足の一本が手すり側に出っ張った状態となっている。そのため、赤道儀本体が部屋側に引っ込んだ状態となり、経緯台使用時に比べて視界が狭くなってしまった。ベランダのヒサシ(つまり上階ベランダの床)によって上空の視界がさえぎられ、高度約50°~55°以上は見えない状態になった。これを改善するには、三脚の設置面積を小...
機材

【機材】ケンコー スカイエクスプローラー2(SE2)赤道儀

・2008年10月購入ケンコー スカイエクスプローラー2(SE2)赤道儀昨年から自宅ベランダで屈折(ED100Sf)&ポルタ経緯台による観望を行ってきたが、光害があるため、対象としては月・惑星や二重星を高倍率で見るケースが多かった。その際、ED100Sfに対してポルタ経緯台では剛性が低く、振動してピントが合わせにくい。また経緯台での高倍率観測では対象がすぐに動いてしまうため、じっくり観望できないという不満が出てきた。そこで、お気軽路線から外れてしまうが、我が家でもついに赤道儀...
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