オートガイド

機材

AZ-GTiの赤道儀化ファームウェアVer.3.33で、ASIAIR PROによるオートガイド不調が改善

今年の2月にSkyWacherのAZ-GTi経緯台を赤道儀化してみたが、ASIAIRPROによるオートガイドが正常に動作しなかった。主な原因は、赤緯方向(DEC)のキャリブレーションが正常に行えないこと。NorthStepでは正常に移動するが、続くSouthStepで戻ってこない(またはNorthStepと同じ方向へ動き続ける)。その後、8月初旬にAZ-GTiのファームウェア3.26と3.30でも試してみたがやはり駄目で、ほとんど諦めていた。しかし8月末になって、SkyWat...
機材

PHD2のマルチスターガイド

天体用にも使っているモバイルノートPCを新調したので、各種ソフトウェアの最新版をインストールしていくと、オートガイドソフトウェアの「PHD2Guiding」が最新のv2.6.10でマルチスターガイドに正式対応していた。これは以前からベータ版に入っていると聞いていたが、今回正式に入った機会に使ってみることにした。この機能をONにするには、設定の「ガイド」タブで、「usemultiplestars」にチェックを入れるだけのようだ。PHD2GuidingでマルチスターガイドをONに...
CMOSカメラ

ガイドスコープとカメラの更新(ミニボーグ50とASI178MM)

これまで主力のガイドカメラとして、StarlightXpressの「LodestarAutoguider」を2012年から長い間使ってきた。ガイドスコープは色々変遷があるが、現在は笠井トレーディングのGuideFinder-50を使用中。その他、コンパクトなサブシステムとして、昨年にSVBONYのガイドスコープSV165(口径3cm・F4)とASI120MM-miniを購入して使っていたが、焦点距離が長いミューロン180Cにはもう少し精度が欲しいと考え、主力の古いLodest...
系外銀河

ミューロン180Cによる系外銀河M66

M66(しし座の系外銀河・光度9.0等・視直径8.7')【環境】2021/3/1823:52-3/192:54/兵庫県明石市/気温8℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7【光学系】ミューロン180C+純正レデューサー(1780mmF9.9)/CometBPフィルター【カメラ】ASI294MCPro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY30mmF4ガイド鏡/ASI120MMMini【ソフトウェア】<撮影>APT3.84/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通...
機材

赤道儀化したAZ-GTiの赤緯軸の回転かたさ調整

先日AZ-GTiを赤道儀化してASIAIRPROで制御し、自動導入とPlateSolvingは難なく成功したが、オートガイドの赤緯方向キャリブレーションが失敗してしまい、そこでつまずいていた。キャリブレーションの赤経方向では、WestStep->EastStepで星がちゃんと往復移動して元の位置へ戻ってくる(もちろんバックラッシュの分はズレる)。その後バックラッシュの調整が入り、次に赤緯方向のキャリブレーションになるが、NorthStepで星が赤緯方向へ移動した後、South...
機材

AZ-GTiを赤道儀化したがオートガイドが不調

AZ-GTi経緯台を赤道儀化するためのパーツがやっと揃ったので、早速組み立ててみた。まず最初にいきなりつまずいたのが、先日作った「制御ベース」との干渉。SE2赤道儀では大丈夫だったが、AZ-GTiはアリミゾ部分の背が低いため、本体とアリガタ下に付けたASIAIRPRO&ガイド鏡が干渉してしまう。アリミゾ部分の「かさ上げ」も考えたが、全体的に「縦長」になっているのも気になっていたので、昔使っていた「蜂の巣プレート」を用いて「横並び」に組み替えた。ASIAIRPROとガイド鏡、撮...
機材

ASIAIR PROとガイド鏡周りのユニット化

先日からASIAIRPROと3cmガイド鏡を使ったオートガイド環境の試行をしており、SE2赤道儀とBORG71FLとの組み合わせでは正常に撮影できる事を確認できた。しかしこれまではASIAIRPROとガイド鏡、さらに各種配線などをBORG71FLの鏡筒を土台としてまとめていたので、鏡筒やカメラを交換しにくい状態だった(例えばAskarACL200やカメラレンズなど)。そこで、40cmの長いビクセン互換アリガタを購入し、それに鏡筒とカメラ以外の部分をまとめて載せ、「制御ベース」...
機材

Stellarmateによるオートガイドの試行

最近、天文趣味の分野でもraspberrypiが使われるようになってきているようだ。望遠鏡やカメラの制御などができるようだが、私としては最近自動導入もオートガイドもやめて、ポタ赤お手軽路線に戻ろうとしているので、関わり合いにならずスルーするか、と思っていたが・・・。なぜか余ったraspberrypi3がある。しかもハイレゾDACボードと専用ケース付き。実はオーディオ趣味方面で一時raspberrypiによるネットワークプレーヤーをいろいろ試していたことがあり、そのため2台ほど...
機材

iAGによるLodestar Autoguiderのコントロール

先日の砥峰高原遠征にて、やっと「LodestarAutoguider」を本撮影で初稼働させることが出来た。iAGによるLodestarのコントロールは、こちらのiAG本体「0.9.0beta4-2」と、プラグイン「CaptureDeviceControlPluginforStarlightXpress0.3.3beta」を組み合わせることで一応出来るようになった(プラグインのインストールについてはこちら)。“一応”というのは、まだ完全にすっきりしない部分が残っているためである...
機材

Lodestar autoguider

これまでオートガイド用のカメラには「NexImage」を使用していたが、ガイドマウントによるガイド星導入の手間を軽減するためと、将来的にはオフアキシスガイドについても考え、より高感度といわれるStarlightxpress社の「Lodestarautoguider」を購入した。購入したのは、三基光学館による端子接続部分の改造品。USBはプリンターなどに使われている通常サイズのB型、ガイド端子は6極6芯のモジュラージャックとなっている。私の赤道儀(ケンコー SE2)のガイドポー...
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