EOS60Da

太陽

【機材】SKYMAX90(9cmマクストフカセグレン)

先日、Acuter Opticsの自動導入経緯台「トラバース」を購入し、6cm屈折であるBORG60EDを載せて太陽、月、二重星などを撮影してみた。 一眼レフとの組み合わせで完全コードレスな軽量セットでの撮影はとても手軽で、ちょっとした隙間時間でも楽しめることが分かったが、やはり6cmの屈折ではちょっと物足りなかった。特に焦点距離はテレコンバータを用いても490mmしかない。太陽や月、明るい二重星は光量がたっぷりあるのだから、F値が暗くても焦点距離が長めの方が良い。 そこで、...
重星

Acuter Optics トラバース自動経緯台と6cm屈折で、月・二重星撮影

先日購入したトラバース自動導入経緯台とBORG60EDで太陽撮影を行い、結構使い勝手が良いと感じた。 そして今回は夜に晴れたので、月と二重星を同じ機材で撮影してみた。もちろん、太陽減光用のNDフィルターは外し、ソーラーファインダーは普通の3cmファインダーに付け替えた。 これらの経緯は下のYouTube動画にまとめている。 以下はこの動画の要点になる。 機材は以下の通り 撮影機材 鏡筒:ミニボーグ60ED + 1.4×テレコンバーターDG(490mm, F7.8) フィルター...
太陽

ACUTER OPTICS トラバースと6cm屈折による太陽撮影

ACUTER OPTICS の自動導入経緯台「トラバース」がセールで安くなっていて、税込み1万5千円弱で買えるので思わず衝動買いしてしまった。私は既に自動導入経緯台「AZ-GTi」を所有しているので本来は必要無いはずだが、AZ-GTiは様々な部品を付けて赤道儀化しており、経緯台に戻すのが面倒という事もあった。それに「トラバース」はAZ-GTiに比べて小さくて軽く、付属三脚と一緒に入れて持ち出せるケースも付いているのが魅力だった。これだけ合わせて1万5千円なら、もしあまり使えな...
太陽

2024/05/11 巨大黒点

2024/5/11 11:06 太陽(可視光) 【環境】2024/5/11 11:06 / 兵庫県明石市 【光学系】ミニボーグ60ED + 1.4×テレコンバーターDG(490mm, F7.8)/ ND400 + ND16 + ND4 (減光率 1/25600) 【カメラ】EOS60Da 【架台・ガイド】AZ-GTi 赤道儀モード・恒星時追尾 【撮影法】ISO 100 , 1/8000 sec. , 1コマのみ 【処理法】Photoshopで現像・調整、ピクセル等倍で切り出し...
機材

コレクターPHの導入と、48mmフィルターによる周辺減光

ビクセンR200SSを導入したのは約2年前(2021年秋)で、そのとき一緒に購入したのは焦点距離を1120mm(F5.6)に伸ばす「エクステンダーPHキット」のみだった(詳細は下記記事)。 もちろんエクステンダーPHとコレクターPHを両方買うことが出来ればそれがベストだったが、両方とも結構高価で、どちらか一方しか買えない状況だった。そこでなぜエクステンダーPHの方を優先的に導入したかというと、まずは系外銀河を重点的に撮影したかったから。焦点距離を760mm(F3.8)にするコ...
機材

モバイルバッテリーによるPentax KPへのUSB給電

【注意】この記事の工作内容は、メーカー保証外となる機器故障や火災の原因となる可能性があります。試される場合は自己責任にてお願いいたします。 (現状)純正ACアダプターによる給電 アストロトレーサーが使えるPentax KPは現在屋外での天体撮影のメイン機として活躍しているが、その弱点の一つがバッテリー(D-LI109)の容量の少なさである。寒い季節に屋外でライブビューを多用していると1時間ももたない。今のところバッテリーは2個用意しているが、それではとても一晩はカバーできない...

2021/11/19 部分月食(ほぼ皆既月食)・連続静止画と動画

一昨日の部分月食(ほぼ皆既月食)を望遠レンズで撮影したものは昨日画像処理した。 あと広角レンズで連続撮影した分が残っていたので引き続き処理を行い、比較明合成した。撮影は1分毎に行っていたが、それではコマの間隔が詰まりすぎるので、5分毎にした。 2021/11/19 17:25 - 20:09(5分毎)・ 部分月食(最大食分 0.97)・月出帯食 撮影地・:兵庫県淡路市EOS60Da + タムロンA16, 24mm, F4.0, ISO800露出時間: 1/60~1.0 sec...

2021/11/19 部分月食(ほぼ皆既月食)

昨日の部分月食(最大食分98%なのでほぼ皆既月食)は月出帯食なので高度が低く、住宅密集地の自宅のバルコニーからは見ることが出来ない。そのため遠征する必要があったが、どこに行こうかかなり迷った。最初は明石海峡大橋と一緒に狙える場所を考えたが、月が昇る東北東に大橋が位置しており、かつ大橋からある程度距離を取れる場所は、淡路島北部の限られたエリアになる。さらに約3時間の長丁場になるため、トイレも近くにあってほしい。そのようなポイントをロケハンして探すのも大変なので、大橋を構図に入れ...
惑星

金星と水星の接近

昨日の夕方、西の低空で金星と水星が角距離0.5°程度まで接近した。 金星はマイナス3.9等と明るいので日没後すぐに見えたが、2.3等の水星はなかなか見えない。空が徐々に暗くなって見えるようになるのと、高度が下がって近くの建物の陰に沈んでしまうのとの競争になったが、建物上のテレビアンテナに差し掛かるぐらいギリギリの高度まで下がったところでなんとか2つの惑星を捉える事ができた。 金星と水星の接近 2021/5/29 19:51 EOS60Da, EF200mm F2.8L II ...
惑星

火星と天王星の接近

現在、火星と天王星が接近しつつある。最接近は1月20日深夜で、その時の角距離は1度37分程度となる。 下の画像は昨夜(2021年1月17日)19時28分の撮影で、角距離は2度19分程度。 火星と天王星の接近・2021/1/17 19:28 BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ノーフィルターEOS 60Da / ISO400 / 30Sec. /SE2赤道儀でノータッチ恒星時追尾 天王星は5.8等なので双眼鏡で楽に見えるはずだが、恒星と見分け...
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