ASI183MC Pro

CMOSカメラ

デジカメ・CMOSカメラのセンサーのゴミ対策

厄介なセンサーゴミの魔の手につかまる5月15日に発売された「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」。当ブログから「A-1」名義でいくつか画像を提供している。詳細は下記記事参照。この本の中の「JUNZOの銀河星雲趣味スゴロク」の章で、著者のJUNZOさんが天体趣味・天体写真趣味をどのように進めてきたかを説明しているが、CMOSカメラによる撮影が一通り軌道に乗った段階で、センサーのゴミによる画像の黒い影に悩まされるようになったとの話がある。この件で相談を受けたとき、「やはり誰...
惑星

【動画】金星と木星の接近

2023年3月2日の夕方に撮影した金星と木星の接近の動画をYouTubeにアップロードした。2023/3/2 金星と木星の接近動画からスタックして静止画にしたものは昨日記事にしていた。今回はその元となった動画をそのままアップロードしたもの。【撮影日時】2023/3/2 19:04 - 19:07【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/UV/IRカットフィルター使用【カメラ】ASI183MC Pro【架台・ガイド】AZ-GTi赤道儀モード...
惑星

金星と木星の接近

昨日(2023/3/2)の夕方、0.5°まで接近した金星と木星を撮影した。自宅バルコニーから金星と木星の接近を撮影今回は、R200SSを購入してからはほとんど出番が無くなっていたFLT98CFを久しぶりに引っ張り出してきた。低空の撮影になるが、普段使っているSE2赤道儀のセットではフェンスに邪魔されないための高さがたりず、AZ-GTiをカメラ三脚でやや高めに持ち上げて使うことにした。それに載る重さの鏡筒としてはこのFLT98CFをが手持ちで最大のものとなる。カメラはASI18...
惑星

【動画】2022/11/8 皆既月食&天王星食

11/8に撮影した皆既月食と天王星食の画像を動画化した。2022/11/8 皆既月食&天王星食動画の中で時折「ブレ」が発生しているが、これは自宅近くを通る新幹線の振動によるもの。線路まではかなり距離があり日常生活の中では気が付かないが、高倍率の望遠レンズ・望遠鏡では振動を拾ってしまう。特に通過本数が多い夕方~夜の時間帯に当たったのも運が悪かった。それから皆既中の月が写るように露出を合わせたら、天王星が露出オーバーとなり青色が飛んで白色になってしまった。
惑星

2022/11/8 皆既月食&天王星食

今回の皆既月食は、月食中に天王星食が起こるという大変珍しい現象となる。これは月の出すぐの夕方から東の空で始まるため、東の低空が見えない自宅では全過程を見ることが出来ない。ちょうど1年前の「ほぼ皆既月食の部分月食」の際には淡路島の東の見晴らしがよいところまで出かけた。今回については珍しい天王星食を撮影するために口径の大きなミューロン180Cを使いたいが、持ち出しは難しい。いろいろ迷ったが、皆既食の前半と広角レンズによる連続画像はあきらめ、遠征ではなく自宅にて屋根越しに天王星食を...
重星

美しい二重星・各季節の「アルビレオ」

夏のアルビレオ(本家)はくちょう座のくちばしの星「アルビレオ」(はくちょう座β星)は全天を代表する美しい二重星。明るいほうの星は3.1等星で黄色、暗いほうの星は5.1等星で青色と色の対比が素晴らしい。離角も35秒角あるので小口径の望遠鏡でもたやすく分離できる。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも「アルビレオの観測所」として登場するのは有名。はくちょう座β星「アルビレオ」3.1等/5.1等, 角距離=34.6″, 位置角=54.0°撮影日時:2022/9/24 21:00頃/明石市ミ...
重星

しし座の二重星

4月16日に撮影した「かに座・やまねこ座の二重星」の続き。同じ夜に撮影した、しし座の二重星を処理した。ガイドブックも前回と「都会で星を楽しもう(DSO観望ガイドブック Vol.3)」を使用。共通の機材と処理は下記の通り。撮影日時:2022/4/16 22:00~23:00頃/明石市ミューロン180C(直焦点), UV/IR Cut FilterASI183MC Pro, 0℃撮像:FireCapture 2.7処理:AutoStakkert!3(スタック), StellaIm...
重星

かに座・やまねこ座の二重星

4月16日夜は快晴となった。土曜でもあるので何らかの活動をしようかと思ったが、あいにくの満月。星景を取りに外出する元気もないし、春の空なのでQuad BPで撮れそうな輝線星雲もない。月を取りたい気分でもない・・・。ということで久しぶりに二重星を撮影することにした。ガイドブックはいつも頼りになる「都会で星を楽しもう(DSO観望ガイドブック Vol.3)」。この中から、「かに座」と「やまねこ座」の二重星を重点的に撮影した。共通の機材と処理は下記の通り。撮影日時:2022/4/16...
重星

シリウスB、”冬のアルビレオ”、その他二重星

昨夜はほぼ快晴だったが、上弦過ぎの月が明るく輝いているうえに、身体の方も疲れ気味だったので本格的な撮影はやめにして、久しぶりにミューロン180Cを出していくつか二重星を動画撮影した(ただし冬型でシーイングは悪く、二重星撮影にはあまり向いていなかったかもしれない)。共通の機材と処理は下記の通り。撮影日時:2022/2/10 20:00~22:00頃/明石市ミューロン180C(直焦点), UV/IR Cut FilterASI183MC Pro, 非冷却で使用撮像:FireCap...
重星

春の二重星巡り

光害地における春の満月期は、Quad BPにて月明下でも撮影出来るような散光星雲や惑星状星雲が少ない。また透明度が悪いために系外銀河も外縁部の写りが悪い。比較的写りやすい大型の球状星団も少ない。主要惑星もまだ明け方の東天で低い。そういうわけで、せっかく晴れても撮影対象があまりないので、久しぶりに「都会で星を楽しもう(DSO観望ガイドブック Vol.3)」を引っ張り出してきて、二重星をいくつか撮影してみた。共通データは下記の通り撮影日時:2021/4/21 22:00~23:0...
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