M16とM17

M16とM17
(左)へび座の散光星雲&散開星団M16、(右)いて座の散光星雲M17(オメガ星雲・白鳥星雲)
  • 【環境】2009/4/30 3:27 – /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
  • 【光学系】 EF 200mm F2.8L II USM 開放
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 180sec x 3コマ + 120sec x 2コマ
  • 【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Elements5による画像処理 / トリミングなし

先日の砥峰高原遠征時に撮影した、へび座のM16といて座のM17。

M16は散開星団と散光星雲が重なった天体であるが、ステラナビゲーターの解説によると、小口径での眼視では散光星雲部分はあまり見えないとのこと。したがって、望遠鏡を向けてM16であると認識できるのは散開星団の方であろう。

M17の方は眼視で見える星雲の形から「Ω(オメガ)星雲」、「白鳥星雲」と呼ばれている(ケンタウルス座の球状星団であるω(オメガ)星団とは別物)。

今回の撮影ではEF200mmのピントがやや甘く、星像が肥大気味で青ハロが目立ってしまった。星像のことを考えるとF4程度まで絞るのが良いのだが、そうすると淡い星雲が写りにくくなる。スカイメモでノータッチガイドをしているため露出時間をあまり長くできず、星雲撮影時は明るさを優先せざるを得ない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました