- 【環境】2014/12/28 0:40 – 1:23/兵庫県多可町/気温 -4℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.8
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<オートガイド>iAG<撮影>EOS Utility<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO1600, 120sec x20コマ
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom 5.7による現像、ステライメージ7で、彗星核基準で位置合わせ・加算平均、ステライメージ、Photoshop CCで調整、4X4ソフトビニング後、トリミング
昨夜は主にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を目当てにして、多可町まで出撃。現地は快晴で、とりあえず彗星は撮影できた。
彗星は推定光度4.9等で、4cm双眼鏡で楽に確認出来た。ただし高度が低く、南中でも30°弱しかない。そのため南天の光害が強いこの観測地ではカブリがひどく、強めの処理によって星の色が薄めになってしまった。この彗星は1月にかけて高度と光度が上がり、見やすくなるようだ。
彗星の撮影後は春の星座が天頂まで昇ってきて、短焦点ではあまり撮影するものがなくなってしまった。毎年この季節は長焦点鏡が欲しくなってくる。
とりあえずM63を撮影し始めたが、霧の発生で空がボヤッとしていて、写りもあまり芳しくない。行きがかり上、薄明まで撮影したが、処理によってちゃんとした画像になるかどうか。
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