
- 【環境】
- 2025/2/20 21:34 ~ 23:07(UTC +11:00)
- 2025/3/19 20:57 ~ 21:39(UTC +11:00)
- オーストラリア サイディング・スプリング/気温 不明/光害レベル:不明
- 【光学系】RA501: Dall-Kirkham Astrograph D=510mm, f=2259mm (F4.4)
- 【カメラ】FLI PL-09000
- 【架台・ガイド】Planewave Ascension 200HR赤道儀:恒星時追尾・オートガイド無し
- 【ソフトウェア】MaxIm DL Version 6.30
- 【撮影法】センサー温度 -25℃
- L:180sec. x 15コマ、R:180sec. x 4コマ、 G:180sec. x 4コマ、B:180sec. x 4コマ、
- 【処理法】
- 前処理(リニア):
- 画像キャリブレーション(ダーク・フラット補正)は撮影サービス側で実施。
- PixInsight: DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator, LRGB合成
- 後処理(ノンリニア):
- ステライメージ9・Photoshop
- ピクセル等倍、トリミングあり
- 前処理(リニア):
リコーのリモート天体撮影サービスで、オーストラリアの口径51cm望遠鏡にて撮影した、かじき座の系外銀河NGC1566。
位置は下図の通り。

赤緯は -54゚56′ 。カノープスが赤緯 -52゚41 なので、日本(本州)から見るのはおそらく無理そう。
この銀河は大きな2本の腕が特徴的で、スパニッシュダンサーと呼ばれているそうだ。腕を大きく振り回すフラメンコのイメージなのだろうか。
今回の撮影方式はLRGBとしたが、腕の部分の色がほとんど出なかった。RGBが少なすぎたのかもしれない。実は最初の撮影時(2025/2/20)に天候の影響で予定の一部しか撮影出来ず、LRGBが揃わずに中途半端のままになっていた。リコーの天体撮影サービスでは撮影出来なかったコマについて、以前は返金対応だけだったが、最近は返金の代わりに別の日に撮り直しも選択できるようになったので、今回は撮り直しをお願いし、約1か月後に不足分を撮影していただいてLRGBが揃った。不足したコマについて、改めて撮影プランを立てて申込みするのは手間がかかるので、この対応はありがたいと思う。
ただ、やはりLRGBの処理は難しさがあり、単純なRGBか、ワンショットカラーカメラで撮影できるのが気楽でいい。
また、この銀河の視直径は7.6′ で、RA501(今回の機材)の写野に対してかなり小さめなので、ピクセル等倍でトリミングしている。そのため画像がちょっと粗め。L画像が45分しかないので、そもそも露光時間が不足しているのかもしれない。これは高価なリモート撮影なのでやむを得ない。もっとお金をつぎ込んで撮影時間を増やし、画質を向上させるということもできるが、今のところは日本から撮影出来ない南天の天体を色々と撮影してみたいという考えなので、画質は程々で良いと思って妥協している。
下の画像はトリミング無しのもの(50%縮小)だが、中央に小さく写っているのが分かる。

4隅はフラット過補正のため、白くなっている。
このRA501については、写野四隅までムラなく処理するのが困難で、基本的にはトリミングするしかないと思っている。
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