機材

遠出・遠征

天体望遠鏡博物館(香川県さぬき市)

10月初めの休日、香川県さぬき市多和にある「天体望遠鏡博物館」を訪問した。本当はもっと早く行きたかったのだが、新型コロナのために行くタイミングがつかめず、今回やっと都合がついて訪ねることが出来た。アクセスは自宅のある明石から自家用車で明石海峡大橋を渡って淡路島経由で徳島に渡り、高松自動車道を使ってたどり着いた。天体望遠鏡博物館ここは昔の小学校の校舎を利用している。正面には大きなスライディングルーフがあり、観測会などに使用されている。このスライディングルーフの部分は後から増築さ...
機材

モバイルバッテリーによるPentax KPへのUSB給電

【注意】この記事の工作内容は、メーカー保証外となる機器故障や火災の原因となる可能性があります。試される場合は自己責任にてお願いいたします。(現状)純正ACアダプターによる給電アストロトレーサーが使えるPentax KPは現在屋外での天体撮影のメイン機として活躍しているが、その弱点の一つがバッテリー(D-LI109)の容量の少なさである。寒い季節に屋外でライブビューを多用していると1時間ももたない。今のところバッテリーは2個用意しているが、それではとても一晩はカバーできない。バ...
機材

すきまLANケーブルでバルコニーを有線LAN化

自宅のバルコニーは住宅密集地なので近隣のWi-Fiアクセスポイントが多数見える状態で、電波が飛び交っているためかWi-Fi接続の安定性が非常に悪い。特にWi-Fi接続が弱いという評判のASIAIR Proは頻繁に接続が途切れるため、背中に別途無線LAN子機を背負わせて改善していた。(ASIAIR ProのWi-Fiの弱点はZWOも認識していたようで、ZWOからも外付けの無線子機を発売したり、後継機のASIAIR Plusではケースの外側にアンテナが付いた。)しかし、昨年末にレ...
流星

ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による流星動画(2021/11/27-28)

10月頃からASI482MCとMeike6.5mm F2.0による流星動画の撮影を試行してきたが、11月には「おうし座北流星群」、「しし座流星群」をいくつか捉えることが出来た。流星の撮影方法と検出方法、動画の処理方法について一応自分なりの手法が固まってきたので、試行段階はほぼ完了したといえる。今回は特に流星群の極大に近い日では無かったが、望遠鏡の直焦点撮影をしている横で、星空の監視も兼ねて撮影してみたところ、明るい流星が意外と多く写ってくれた。「ひとコマ飛ばし」で比較明合成す...
機材

【ノートPC】Lenovo IdeaPad Slim 550i 14型

購入の経緯今年の夏に老朽化したノートPC「Lenovo Yoga710」を置き換えるために「HP Pavilion Aero 13」(以後、Aero13とする)を購入し、ほぼ満足して使っていたが、最近は同時に複数の機材で撮影する機会も増えてきたため、ノートPCが1つでは賄えなくなってきた。Aero13はかなり高性能なので同時に2つや3つのカメラとソフトを動かすことは可能と思うが、何らかの事情で再起動したり、外付けDISKやUSBを差し替えることがあるため、やはり物理的に2台に...
機材

R200SSの星像が安定しない

先日、R200SSの光軸を調整した。このときは、基本的な調整をした後でも星が「おにぎり型」になってしまったが、鏡筒側面と主鏡セルを止めている6か所のネジを緩めることで改善した。これで一件落着と思い、その数日後に再度撮影を行おうとしたとき、星像の「おにぎり型」が再度復活していた。おにぎり型の星像(R200SS + エクステンダーPH + ASI294MC Pro/ピクセル等倍)そのため、この日は撮影をあきらめ、後日再調整することにした。もっとも疑わしいのは「主鏡の圧迫」なので、...
機材

フラット画像撮影用ELシート(A3版)

先日購入したR200SSのフラット補正については、これまで使っていた最大サイズのELシートであるA4版では少しサイズが小さい。A4サイズは短辺が210mmなので20cmの主鏡よりは大きいが、鏡筒の大きさなどを考えると、ちょっと厳しい。そこでA3版のELシートを新たに購入し、フラット撮影用のパネルを製作した。製作と言っても大したものではなく、配線してカードケースに入れ、ダンボールで作った簡易枠に入れただけである。購入したELシートは前回同様、ワンダーキットのホワイトELシートの...
機材

R200SSの光軸調整と星像改善

光軸調整先日、ビクセンR200SS+エクステンダーPHを新規導入した。だが、納品時のまま無調整で撮影したところ、星像が中央部でも「おにぎり型」になったり、周辺部での歪みが大きい事がわかった。R200SS+エクステンダーPH(納品時のまま無調整)の星像握り飯のことを「おにぎり」というのか「おむすび」というのか、その違いがわからないが、いずれにせよ光軸調整の必要がある。R200SSの説明書によると「光軸調整はユーザーで行わずメーカーに依頼すること」となっており、調整ネジの説明すら...
機材

Vixen R200SS

導入の経緯ビクセンの20cmニュートン式反射望遠鏡「R200SS」と「エクステンダーPHキット」を新規導入した。この組み合わせで焦点距離1120mm、F5.6となる。目的は自宅での星雲・星団、系外銀河の撮影。なぜ今回この望遠鏡の新規導入に至ったのか?それはこれまで揃えてきた望遠鏡(鏡筒)のラインアップにて、この口径20cm級・F5付近が抜けていたから。サイズが小さくて暗めの系外銀河や星雲・星団を撮影する鏡筒としてこのクラスが必要となっていた。所持鏡筒の変遷私の望遠鏡入門は高校...
散光星雲

赤道儀化したAZ-GTiとASIAIR Proによるオートガイド撮影にやっと成功

今年の2月にAZ-GTiを赤道儀化してASIAIR Proでオートガイド撮影を実施しようとしたが、キャリブレーションが正常に行えず失敗した。その後しばらく改善の糸口がつかめずにいたが、夏頃に出たAZ-GTiのファームウェアVer3.33を試したところ、一応オートガイド出来るところまで改善されていることを確認した(おそらく、Ver3.32の時点で改善されていた)。ただ、このときは天気が悪く実際に撮影することができなかった。そして、10月に入ってからやっと実際にオートガイド撮影を...
タイトルとURLをコピーしました