M57(環状星雲)・光害地

M57
M57 環状星雲(こと座の惑星状星雲)光度9.3等 視直径1′

【環境】2019/4/7 3:18 – 4:13/兵庫県明石市/気温 11℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.4
【光学系】FLT98CF + EXTENDER EF1.4X (865mm F8.8) / LPS-P2フィルター使用
【カメラ】ASI294MC Pro
【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
【ソフトウェア】<撮影>APT/<処理>ステライメージ、DeppSkyStacker、FlatAide Pro、Photoshop CC
【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x17コマ/APTとPHD2連携によるディザリング
【処理法】:ピクセル等倍、640×640で切り出し

春は視直径の小さな天体が多いが、20cmクラスの鏡筒を新たに購入して運用するのも色々大変そうなので、とりあえず安い中古でキヤノンの1.4倍エクステンダー(初期型)を購入した。焦点距離は865mm、F値は8.8とかなり暗くなるため、Quad BPフィルターの使用はやめてLPS-P2を用いた。

現在、各種鏡筒とカメラ類の接続はEOS用のEFマウントで統一しているので、今回のセッティングとしては、カラー冷却CMOSカメラ(ASI294MC Pro)のEFマウントと直焦点用アダプタの間にエクステンダーを単純に挟むだけで、特にアダプタ類の調整は必要としなかった。

ピントがなかなか合わせにくく恒星が膨らみ気味だが、ガイドは良好だったので、とりあえずピクセル等倍で処理した。

この日は黄砂が来ていたようで白っぽく霞んだ空だったが、それでもM57はしっかりと写ってくれた。

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