木星の南赤道縞に復活の兆し

今年は木星の南赤道縞(SEB)が消失しているが、こちらのニュースによると、復活の兆し(白斑と暗柱)が見え始めたそうだ。

現在、我が家のベランダからは、日没後のわずかな時間しか見えなくなっているので、仕事がある平日に見る事は無理で、休日の夕方から待機しておくしかない。昨日は運良く晴れていたので、早速撮影してみることにした。

白斑と暗柱が正面に来るのが17時前なので早くしないと隠れてしまう。薄明終了前ではあるが、空が概ね暗くなった18時前ぐらいから撮影開始した。

シーイングは比較的良好だが透明度が悪く、細かなところが見えにくかった。

  • 機材:FLT98 + 5倍パワーメイト + NexImage
  • 1/20sec, 20fpsで150sec撮影
  • ケンコーSE2赤道儀
  • RegiStax、ステライメージ、PSE8
  • 2010/11/20 17:57:32
  • 1609フレームスタック
  • シーイング 6/10

SEBが消えた空白部分の左上に、暗柱が流れて帯状になってきている様子が分かる。白斑ははっきりしないが、言われてみればあるような気がする。

  • 2010/11/20 18:24:22
  • 1445フレームスタック
  • シーイング 6/10

約30分後には隠れ始めてしまった。

これからの変化が面白そうではあるが、もう我が家からはほとんど見る事が出来ないだろう。来年初夏に再び見られるようになったとき、はたしてSEBは復活しているのだろうか。

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