- 【環境】2012/2/19 4:32 – /兵庫県多可町/気温 -7℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.1
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>iAG<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO1600, 300sec x 4コマ
- 【処理法】:
- RStacker(0.2.0)でダーク減算・フラット処理
- Lightroom3.5で現像
- ステライメージ6.5,Photoshop CS5 による処理
- 4×4 ソフトビニング、更に縮小・トリミング有り
多可町にて、2012年2月19日の明け方4時32分頃から、5分×4コマで撮影した「C/2009 P1(ギャラッド彗星)」(先日の遠征時に撮影)。彗星核を基準にコンポジットしたので、周囲の恒星は流れて写っている。
この時は「りゅう座」を通過中で、光度は約6.5等。8×42の双眼鏡で見たところ、ちょうど大型の球状星団のように見えた。しかし近くのM13よりはかなり暗い印象だった。
双眼鏡では尾は見えなかったが、写真ではダストの尾がはっきり写り、反対側にはうっすらとイオンの尾も確認できる。カメラの写野の短辺側を両方の尾が伸びる方向に沿わせてしまい、尾がはみ出し気味になってしまったのが残念。
ギャラッド彗星はこれから4月頃にかけて、光度を7等級台まで徐々に落としながら、おおぐま座の方へ移動していく。3月は周極星となり、一晩中見えることになる。
コメント