2014-02

画像処理

DNGファイルの中を見てみた

天体写真の画像処理でダーク減算やフラット補正を行う場合、現像前の状態で行う方が良いとされている(現像処理では近隣画素の情報も加味した処理が行われてしまうため)。 そのためのツールが「RAP2」や「RStacker」だが、これらのソフトは、各社のオリジナルRAWファイルに各々対応するのが大変なためか、AdobeのDNGファイルに変換してから処理するようになってきている。 ただ、利用者として不安なのが、DNGファイルの中身がよく分からないこと。オリジナルのRAWデータ同様、ちゃん...
星野

X-E2とAi Nikkor 105mm F2.5Sによるオリオン座

オリオン座中心部の星野(X-E2 & Nikkor 105mm) 【環境】2014/1/31 21:50 - 22:07 /兵庫県神河町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=不明【光学系】Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F4.0【カメラ】Fujifilm X-E2【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO1600, 180sec x 7コマ【処理法】:Rstacker によるダーク減算、フラ...
望遠レンズ

Ai Nikkor 105mm F2.5S

X-E2に付ける単焦点望遠レンズとしては、純正のXマウントには存在せず、私が所有するEFレンズは絞りが開放に固定され、絞り付きマウントアダプターはケラレの問題が有るし、レンズ前で口径を絞るのも失敗。 というわけで、絞りリングのついた「Ai Nikkor 105mm F2.5S」を中古で入手した。このレンズは30年間基本設計が変わらず、解像度が高い銘レンズとのこと(詳しくはこちら)。 中学生の頃、AE-1をお年玉貯金で買って以来のCanon派の私の手元にやってきた、人生初のニッ...
拡大撮影

2014/2/2 木星と衛星イオの移動

現在は日没後すぐに木星の高度が60度以上に達してしまうので、休日しか撮影する機会が無くなってしまった。昨夜は薄雲で透明度が悪かったが、もう今シーズンは撮影機会もあまり無いと思い、無理に撮影を行った。 大赤斑が見えるタイミングではなかったが、その代わり衛星イオの移動が分かる画像が得られた。 まず、18時49分(↑)。木星のすぐ側に衛星イオが写った。 次に19時20分(↑)。イオが木星面上の端に移動して、明るい光点として捉えられた。 最後に19時50分(↑)、イオは木星面上にいる...
惑星

月齢2.5の月と水星

昨日に続き、今日の夕方も西空で水星を撮影することが出来た。 と言っても低空には薄雲が有り、肉眼での確認は出来ず、カメラのライブビューでなんとか見えた。 月齢2.5の月は水星からかなり離れてしまっていたので、EOS6D+70mmで撮影した。 月齢2.5の月と水星 2014/2/2 18:08加古川市内EOS 6D, タムロンA007, 70mm F4.0ISO400, 1.3secPhotoshop CCで現像 水星は薄雲の中で、かろうじて写っている。 なお、タムロンA007(...
惑星

月齢1.5の月と水星

1月29日に明け方の東天で金星と接近した月が、今日は月齢1.5で、夕方の西空にて水星と接近した。 今日は天気が下り坂で薄雲が有り、水星は肉眼で見えなかったが、撮影すると写っていた。 月齢1.5の月と水星 2014/2/1 18:19加古川市内X-E2Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F4.0ISO1600, 0.71sec. 水星は昨日東方最大離角になったところで、比較的高度が高い。ただし、東方最大離角の時期は夕方に見えるので、会社がある平日の撮影は難しい。特...
彗星

2014/1/31 – 2/1 神河町(ラブジョイ彗星とリニア彗星)

2014/2/1 5:04- 5:33 へびつかい座通過中のラブジョイ彗星(C/2013 R1)& リニア彗星(C/2012 X1) 【環境】2014/2/1 5:04 - 5:33 /兵庫県神河町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=不明【光学系】Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F4.0【カメラ】Fujifilm X-E2【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO1600, 180sec ...
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