- 【環境】2019/2/2 4:30 – 5:30/兵庫県明石市/気温 1℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.1
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/LPS-P2フィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT/<処理>ステライメージ、Photoshop CC
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン390・60sec x44コマ/PHD2によるオートガイド
- 【処理法】:2×2ソフトビニング後、800×1000で切り出し
春は系外銀河の季節で、小口径では撮影対象が大型のM天体クラスに限られてくる。その中でもM51は明るく写しやすいが、それでも単独ではまだ小さすぎるので、周辺の小さい銀河と合わせてトリミングした。 フィルターはLPS-P2を用いたが、明るい系外銀河は背景との輝度差が大きいため、色ムラで苦労することは無かった(子銀河周囲の淡い部分まで出そうとするとそれなりに苦労したかもしれない)。
下の画像は周囲の銀河の番号(括弧内は光度)を入れたもの。おおむね15等級ぐらいの銀河まで写っているようだ。
今回は光害地の自宅で冷却CMOSカメラを使って撮影したが、9年ほど前に遠征地で同じ対象を同じ望遠鏡で撮影していた(下の画像)。
- 【環境】2010/1/17 /兵庫県多可町/光害レベル:SQM-L測定値=21.1
- 【光学系】FLT98CF + ケンコーACクローズアップレンズNo.2
- 【カメラ】EOS Kiss X2
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/LVIスマートガイダー
- 【ソフトウェア】<処理>ステライメージ、Photoshop Elements
- 【撮影法】ISO800・300sec x8コマ
- 【処理法】:2×2ソフトビニング後、トリミング
総露出時間はほぼ同じ40分程度。画像処理ソフトの進歩(特にノイズ低減やディテール強調)があるので単純に比較できないが、あまり変わらないように思う。 (クローズアップレンズをレデューサー代わりにしていたとか、LVIスマートガイダーとか、懐かしすぎる・・・)。
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