2009-03

球状星団

2009/3/28 兵庫県たつの市

昨夜は、北部に行くほど曇る確率が高そうな予報だったので、いつもの多可町を避け、たつの市に遠征した。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさんの3人。 22時頃に現地に到着したが、薄雲のせいか白っぽくかすんだ空で、星は見えているものの状況は良くない。とりあえず200mmレンズでふたご座にいるルーリン彗星を撮影したが、ISO800・120秒でも白くかぶってしまい、慌ててLPS-P2フィルタを装着した。しかしこの空の状態ではシミのようにしか写らなかった。4cm8倍の双眼鏡でも見えな...
散開星団

M35・NGC2158・くらげ星雲

ふたご座の散開星団M35&NGC2158・超新星残骸 IC443(くらげ星雲) 【環境】2009/3/20 20:30 - /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】EF 200mm F2.8L II USM -> F4.0【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモRによる恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 120sec x 8コマ【処理法】:ステライメージによる処理、...
星景

メシエ天体観測状況(2)・おとめ座銀河団一網打尽

2007年夏にメシエ天体(M天体)を手動導入で全部見るという目標をたて、それまでの観測履歴を一旦リセットして改めてカウントし始めたのだが、それから1年少し経過した昨年10月時点で、未観測数が21残っていた(そのときの状況はこちら)。残りのM天体は以下の通りであった。 40, 46, 58, 59, 74, 84, 85, 86, 87, 88, 89, 90, 91, 95, 96, 98, 99, 100, 102, 105, 110 それから現在までに、46,74,87,...
星景

2009/3/20 兵庫県多可町

昨夜、兵庫県多可町へ遠征した。メンバーは私とりんしゃんさん、Hさんの3人である。ちょっと風が強かったが、日没前から快晴の素晴らしい天気であった。 さて、今回の私の第一の目的は、おとめ座銀河団のM天体を眼視で見る事。春は透明度が悪いことが多く、暗めの系外銀河を見るチャンスがなかなか無かったので、今回は絶好の機会である。 しかし、やはり写真も撮りたいので、まずはスカイメモRをセッティングした。最初の撮影対象は「ルーリン彗星(C/2007 N3)」である。この彗星は現在ふたご座を通...
系外銀河

M104(ソンブレロ銀河) ED100Sf直焦点

M104 ソンブレロ銀河(おとめ座の系外銀河・光度8.3等・視直径8.9') 【環境】2008/12/31 4:18 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】VIXEN ED100Sf(D=100mm f=900mm) 直焦点/LPS-P2フィルタ使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>ガイドウォーク<撮影> - <処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800/30...
散光星雲

M42と馬頭星雲、燃える木(&これまでのM42まとめ)

M42、馬頭星雲、燃える木 【環境】2008/12/28 1:02 - /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】EF 200mm F2.8L II USM F2.8開放【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモRによるノータッチガイド【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec. x5【処理法】:ステライメージによる処理、トリミングなし 昨年(2008年)の12月27日夜、...
機材

【機材】ケンコー SE120 & ポルタ経緯台

2007年12月購入 ケンコー SE120 & ポルタ経緯台 2007年の7月にビクセンED100Sfとポルタ経緯台を購入して久しぶりに星見を復活させたが、それからしばらくの間は遠征のたびにED100Sfをアルミケースに入れて、自宅(マンション)から少し離れた駐車場の車まで運んでいた(ポルタ経緯台はもう一台購入して車に積んだままにしていた)。しかし、ED100Sfの長いアルミケースを運んだり、車に積み込んだりするのが面倒に感じていた。 そこで、気軽に車に積みっぱなしにできる眼...
星野

【機材】ケンコー PRO1D プロソフトンA(W)

・2009年2月購入 星野写真向けとして、タムロンのA16レンズと同時に購入した。フィルター径はA16に合わせて67mmとした。 星野写真で星座を分かりやすくするためには、ソフト系のフィルターを用いて輝星をにじませて星像を大きくすれば良いということは知っていたが、銀塩時代にはあまり必要性を感じず、結局購入しなかった。 しかしデジカメで撮るようになってからは、やはり星座が分かりにくくなるのが気になりだしたので、とりあえずPRO1D プロソフトンAを買ってみた。これはプロソフトン...
標準・広角レンズ

【機材】タムロン SP AF17-50mm F2.8 XR Di II (Model A16)

2009年2月購入 タムロン SP AF17-50mm F2.8 XR Di II (Model A16) これまでEOS Kiss X2での広角撮影用レンズとしては、キットレンズ(EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS)、シグマの20mmF1.8 DG RFを用いてきた。しかし、シグマの20mmは絞っても周辺星像がかなり悪く、ほぼ流星専用となっている。キットレンズは意外と使える事が分かったが、ピントリングがスカスカで使いにくいことと、広角端以外では開放F値が暗くな...
彗星

3/1のルーリン彗星

昨夜(3/1)は自宅からルーリン彗星の撮影を行った。 まず双眼鏡で位置を確認しようとしたが、見つけることが出来なかった。まだ早い時間なので光害が多いせいもあるが、彗星自体も暗くなっているのだろう。とりあえず、おおよその位置にカメラを向けて撮影し、何回か試写して構図を微調整した。 そうやってなんとか撮影したが、結果はあまり芳しくない。尾もほとんど写らなかった。これから月も大きくなってくるので、ルーリン彗星の観望・撮影好機はそろそろ終わりと言うことだろう。 ルーリン彗星・しし座を...
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