しぶんぎ座流星群は、国立天文台によると「三大流星群」のひとつだそうで、世界天文年のオープニングイベントとして「見えるかな年の初めの流星群」キャンペーンが実施されている。
ということで、昨夜は「四分儀(しぶんぎ)座流星群」の観測に出かけた。場所は兵庫県たつの市の海岸、メンバーは私・A(1)とA(2)さん、りんしゃんさん、Hさんの4人である。
22時前に現地に現地に到着したときは曇りであったが、しばらく待っているうちに晴れ間が見えてきて、24時前には快晴となった。私は固定撮影を行いつつ車に寄りかかって天頂付近を眺めていたが、そんなに多くは流れない。24時台で4~5個ぐらいしか見えなかった。ただし、南天を流れる群流星は、輻射点(放射点)が低いためか、かなり長い経路のものがあり、見応えがある。寝転がって天頂を見ていたA(2)さんはもう少し多く、1時間に10個ぐらいのペースで見たようだ。
しかし、カメラを向けている方向にはなかなか流れてくれないものである・・・。
1時台から2時台は何故かほとんど流れなくなってしまったので、Hさんが持ってきた望遠鏡で系外銀河や散開星団を見せてもらっていた。ところが、3時前ぐらいからはやや数が増えてきて、数分に1個ぐらいは見えるようになってきた。輻射点が高くなってきたためであろうか。しかし、それと同じ頃から徐々に雲が広がりはじめ、3時半過ぎには東のからす座付近を残して曇ってしまったので、撤収となった。
結局、ペルセ群ほどの数にはならなかったが、散在含めて10数個の流星が見られ、写真にも数コマ写っていた。
- 【共通データ】
- 兵庫県たつの市
- Canon EOS Kiss X2
- SIGMA 20mm F1.8 DG RF -> F2.0
- ISO 800 / 30sec.
- 高感度撮影時ノイズ低減:あり
- 長秒時露光ノイズ低減:なし
- ダーク補正:なし
- ステライメージ6/Photoshop Elements5による画像処理
*散在流星も混ざっているかもしれません。
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