M31とM33

系外銀河M31とM33
系外銀河 アンドロメダ座のM31(光度3.5等・視直径178’)と、さんかく座のM33(光度5.7等・視直径62’)
  • 【環境】2009/9/20 22:25 – /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
  • 【光学系】タムロンA16 50mm F3.5
  • 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
  • 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 180sec x 9コマ
  • 【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Elements5、3×3ソフトビニング後、トリミング

9月20日の砥峰高原遠征時に撮影した、M31(アンドロメダ大銀河)とM33。

この2つの銀河は、アンドロメダ座β星を挟んでほぼ対称の位置にある。

M31とM33付近の星図
M31とM33付近の星図

私がこれらの銀河を双眼鏡で見るときは、まずβ星を出発点としてM31を見た後、β星に戻って反対側のM33を見ている。M31からβ星に戻るときの移動方向のまま、同じ距離分動かせばM33が視界に入ってくる。

M33は光度(5.7等)の割にはとても淡く、市街地では望遠鏡でも見えないときがある(砥峰高原では4cm双眼鏡でも余裕で見える)。

撮影においては、この両銀河は中望遠レンズでバランス良く収まる。今回の撮影はタムロンA16(17-50mm F2.8)の望遠端50mmで行ったが、光害による背景のカブリが目立ち、その処理に苦労した。結局、写野周辺部の周辺減光とカブリが合わさった背景ムラは改善できず、トリミングでごまかした。最近は砥峰高原での撮影でも、光害の処理に手間がかかるようになってきたのは残念だ。

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