アンタレスとM4

アンタレスと球状星団M4
アンタレスと球状星団M4 (さそり座の球状星団・光度5.3等・視直径26.3’)
  • 【環境】2010/4/18 3:22- /兵庫県神河町砥峰高原/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.5
  • 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)+ ケンコークローズアップレンズAC2による簡易レデューサー
  • 【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー
  • 【ソフトウェア】】<オートガイド>-<撮影>-<処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】ISO800, 300. x 4, 480 x 1
  • 【処理法】:ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理、4×4 ソフトビニング、トリミング無し

先月17日の晩(18日未明)に砥峰高原で撮影した、さそり座のα星アンタレスと球状星団M4。
画面左側の輝星がさそり座のアンタレス、右側の大きな球状星団がM4。
アンタレスの右上に、小さな球状星団NGC6144も写っている。

光害レベルはSQM-L測定値で21.5であったが、この日は透明度が悪く、南天の光害によってかなりかぶってしまった。

アンタレスの周りの雲のようなものは、雲ではなくて散光星雲。この周辺はカラフルな散光星雲が広く分布しているが、砥峰は南天に光害があり、撮影後の画像を処理していても、カブリなのか星雲なのかよく分からなくなってくる。今回は空の状態があまり良くなかったのと、薄明開始による時間切れで総露出時間が短くなってしまったために、アンタレスの周りの星雲をはっきり出せなかった。

球状星団M4
球状星団M4

これ(↑)はM4の部分のみを2×2ビニングして切り出したもの。M4は集中度が低いことがわかる。

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