2014/9/13 大河内高原

13日(土)は19:30頃の薄明終了から21時過ぎの月の出までがわずか1時間半程度しかなかったが、久しぶりに晴れそうということで、りんしゃんさんと大河内高原に向かった。21時まで大河内高原で撮影をして、その後、上郡にISSの月面通過を見に行く計画である。

砥峰側から車で高原に上ってくると、砥峰は「観月会」の日だったらしく、自然交流館の駐車場には多くの車と人が集まっていた。それを横目に通り過ぎ、日没前に観測場所に着いた。

着いたときは雲が多かったが、日没後から薄明中にかけて徐々に晴れ間が広がってきた。

この日は風が強く望遠レンズは厳しそうで、更に撮影できる時間も短いので、スカイメモとポラリエで広角~標準レンズの「お手軽撮影」で気楽に行くことにした。

薄明中のさそり座、いて座、夏の天の川
  • X-E2, XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS -> 18mm F2.8
  • ISO1600, 20sec.
  • スカイメモRで追尾

この夏は天気が悪く、全く遠征が出来なかった。このまま夏の天の川を見る事無く今年が終わるかと思ったが、何とかギリギリ見る事が出来た。

さそり座からいて座の天の川
  • EOS 60Da, タムロンA16, 17mm F2.8
  • ISO1600, 60sec.
  • ポラリエで追尾

いつもならF4.0まで絞って撮影する星野も、今回は気楽モードなのでF2.8で短め露出。
ポラリエの極軸も、極軸望遠鏡を使わず、覗き穴の真ん中に北極星を入れただけ。

それにしても、早い時間帯は光害が酷いし、この場所は航空機が南側を頻繁に通過するので、南天の撮影は難しい。

夏の大三角
  • EOS 60Da, タムロンA16, 17mm F2.8
  • ISO1600, 120sec.
  • ポラリエで追尾
  • RStacerでダーク減算
  • 7コマコンポジット、トリミング有り

コンポジットして強調処理すると、F2.8ではやはり周辺減光が目立つので、周辺部をトリミングで削除。

沈むいて座の天の川
  • EOS 60Da, タムロンA16, 17mm F2.8
  • PRO1D プロソフトンA使用
  • ISO1600, 60sec.
  • ポラリエで追尾
秋の天の川
  • EOS 60Da, タムロンA16, 17mm F2.8
  • ISO1600, 120sec.
  • ポラリエで追尾

東空には秋の星座が姿を見せていた。

21時を過ぎると月が昇ってきて天の川が薄くなってしまったので、ここでの撮影を切り上げた。

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