M27 あれい状星雲(光害地&月明有り)

20190817-M27-Dumbbell-Nebula
M27 亜鈴状星雲(こぎつね座の惑星状星雲・光度7.6等、視直径7’) 光害地・月明有り(月齢16.5)
  • 【環境】2019/8/17 22:30 – 8/18 0:20/兵庫県明石市/気温 29℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.5 (月齢16.5の月明有り)
  • 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 32コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
  • 【処理法】:ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー、加算平均 /  / Photoshop CC、ステライメージ8による調整、ピクセル等倍で640×640を切り出し

先日処理した「網状星雲(東)」と同じ夜に撮影した、M27(あれい状星雲)の画像を処理した。

いつもの光害に加えて満月過ぎ(月齢16.5)の月が輝いている中での撮影となったが、M27は明るい惑星状星雲であり、Quad BPフィルターを使うことであまり影響なく撮影することができた。

昨年PENTAX KPで撮影したものは2×2ソフトウェアビニングしたが、今回用いたASI294MC ProはKPより画素ピッチが大きく、2×2ビニングすると星雲が小さくなりすぎるため、ピクセル等倍で切り出した。

f=500mm弱の短焦点なので星雲の詳細はあまりわからないが、なるべく内部構造が目立つような強調処理をしている。

下の画像は、ステライメージでダーク・フラット・デベイヤー処理のみを行っただけの1コマ画像の切り出し。

ノイズ除去やレベル調整・トーンカーブ調整なども何もしていないが、これだけでもそこそこ見られる画像ではある。むしろ、上の加算平均・強調処理後の画像よりもリアルな感じがするかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました