先日、岡山県浅口市の岡山天文博物館とそのすぐ近くの国立天文台188cm望遠鏡、および京都大学せいめい望遠鏡の施設を訪問・見学した。
まず最初は「岡山天文博物館」。
この日は雲ひとつない快晴。月も新月に近く、温暖で風も弱い絶好の観測・撮影日和。だが岡山まで遠出してきたので夕方から夜には帰路につかねばならず、星を見るのは無理。普段の新月期に自宅待機していると晴れず、こうして旅行に出てくると晴れるのはなぜか。
それはさておき、エントランスへ。
カラフルなデザインの建屋。入館料は一般100円と安い。プラネタリウムも300円と安い。ただし今回は時間の都合でプラネタリウムは見なかった。
1F 受付前に展示されている60cmシュミット望遠鏡。横向きになっているのは、瀬戸大橋を狙っているため。この日はよく晴れていたが、地平近くにモヤがかかっており見ることができなかった。クリアな日はちゃんと見えるそうだ。
1Fの展示室は様々な望遠鏡の説明や模型が中心となっている。隣りにある京都大学せいめい望遠鏡の模型や説明もあった。せいめい望遠鏡や国立天文台188cm望遠鏡は、普段は外周通路からガラス越しにしか見られないため、全体がわかる模型展示はありがたい。
1Fのプラネタリウム前には、旧プラネタリウム機(コニカミノルタ)が展示されていた。2018年3月に同じコニカミノルタのデジタル機に改装されたそうだ(今回は投影を見られず)。
同じく1Fの太陽観測室の太陽観測用望遠鏡。五藤光学研究所の1989年製。覗かせてもらったが、現在は太陽活動が弱く、黒点やプロミネンスは見られなかった。
次は2階の展示室。こちらは惑星や恒星、銀河、星雲星団など観測対象となる天体の説明が中心。
実際に研究で使われていた写真星図の展示もあった。下はおとめ座銀河団。マルカリアンチェーンも見つけられた。
2階からはバルコニーに出られる。とても景色が良い。無料双眼鏡有り。それにしても本当に天気がいい。
その2に続く
コメント