- 【環境】2021/12/5 5:29 – 5:31 / 兵庫県明石市/気温6℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.2
- 【光学系】】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ CometBPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】AZ-GTi(赤道儀モード)/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/60sec x 3コマ(3分)
- 【処理法】
- ステライメージ: ダーク・フラット補正、恒星基準による加算平均
- Photoshop CC、ステライメージ9による調整
- PixInsightによるDBE
- 2×2ソフトビニング・トリミング有り
今朝は5時前ぐらいまでベタ曇りで、レナード彗星の撮影は絶望的かと思われた。しかし5時過ぎになって若干の晴れ間が見えたため、ダメ元でAZ-GTiとASIAIRの電源を立ち上げ、彗星を自動導入してみた。雲が多いために何回も失敗したが、それでもなんとか写野の真ん中に導入できた。オートガイドも度々星を見失う状況だったが、かまわずに追尾し、あとは60秒の露出をひたすら連続して撮影した。
その結果、3コマだけクリアな画像が得られた。クリアと言っても若干の薄雲がかかっているようであまり質が良くないが、その3コマだけでなんとか尾を引いた姿をあぶり出すことが出来た。3分間だけなので恒星基準で合成している。
その3コマ以外は下の画像のように雲がかかっていて使えない状態。3コマだけでも確保できたのは幸運。
なお、機材は前回同様、カメラ三脚で嵩上げしたAZ-GTIにBORG71FLとASIAIRを載せ、自宅の屋根越しに東の空を撮影した。
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