- 2023/2/14 19:03 – 19:07/兵庫県明石市/気温 6℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.1
- PENTAX KP / XRリケノン 135mm F2.8 -> F4.0
- ISO1600, 20 sec. x 14コマ(アストロトレーサー追尾撮影)・加算平均合成
- Lightroomで現像、PixInsight, ステライメージ、Photoshopで調整
- 4×4ソフトビニング・トリミング
2/13に引き続き、昨夜(2/14夜)も曇りがちながら時折晴れ間が見えていたので、デジカメと135mm望遠レンズでZTF彗星(C/2022 E3)を撮影した。
これまでの記録はこちら。
このときのZTF彗星の光度はステラナビゲータによると6.5等で、今月初めからかなり暗くなったが、それでも望遠レンズでダストの尾が短く写った。望遠鏡を使えばもっと大きく写せるが、晴れ間が続きそうになかったため、すぐに写せるデジカメにした。また彗星はおうし座のヒアデス星団に接近しつつあり、それと一緒に撮影したかったということもある。なお固定撮影ではあるがアストロトレーサーで追尾し、20秒を14コマ分合成した。
ヒアデス星団は大きいため、上の画像のほぼ下半分の領域をを占める。ここまで拡大するとV字の並びがかえって分かりにくいが、4~6等級の明るめの星がばらまかれている様子が分かる。そして画面の中央付近で光条を伴っているのが星団内で一番明るい星のアルデバラン。
彗星の右上で星が密集している所があるが、これは散開星団NGC1647。これは2/13の画像にも写っていた。NGC1647の光度は6.4等、視直径45分角なので結構明るくて大きい。
コメント