昨日の夜は「晴れ」との予報だったので砥峰高原へ遠征した。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさんの3人。
22時頃現地に到着したが、薄雲が出ている状態だった。しかし雲の切れ間からは天の川が見えていたので、とりあえずスカイメモRを組み立てて撮影を開始した。カメラはいつも通り、KissX2(無改造機)。
- タムロンA16(17mm F3.5)
- ISO800、180sec 1枚のみ
夏の大三角も薄雲と光害によるカブリでさえない感じだ。
- タムロンA16(17mm F3.5)
- プロソフトンA 使用
- ISO800、180sec 1枚のみ
4等級の星ばかりで構成され、市街地では星座線を結ぶことさえ出来ない「うお座」だが、ここでははっきり見える。ペガススの四辺形の中の星を数えてみたが、6個は見えたので、だいたい5等ぐらいまで見えていることになろうか。私の眼鏡は1.0が出ていないので、視力の良い人ならもっと見えるのかもしれない。
なおこの画像の中には、さんかく座のM33も小さく写っている。
- タムロンA16(17mm F3.5)
- プロソフトンA 使用
- ISO800、180sec 1枚のみ
秋の星座とは対照的に、一等星が多くて賑やかな冬の星座が昇ってきた。ふたご座には火星も入っている。
なお、相変わらず薄雲が断続的に流れてきて、なかなかクリアな状態で撮影できない。撮影できない間は、双眼鏡で観望していた(ポルタとSE120は出さずじまい)。
- EF200mm F2.8L USM( F2.8 開放)
- ISO800、180sec 1枚のみ
リゲルの側にある「魔女の横顔」を撮ろうとしたが、オリオン座付近の薄雲が晴れず、光害によるカブリもひどいので、1コマ撮ったところで断念。ノータッチガイドによる短時間露出なので、淡い星雲を出すには複数枚のコンポジットが必要と思われる。
- EF200mm F2.8L USM( F2.8 開放)
- ISO800、180sec 2枚コンポジット
薄雲とカブリで背景が荒れていて、淡い部分を出せなかった。撮影途中で厚い雲が来て、多段階露光も出来なかった。
結局、朝まで薄雲が途切れずに終わってしまった。冬の星座や星雲については、また来月以降に期待したい。
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