昨夜、天気予報では下り坂とのことだったが、とりあえず砥峰高原へ。
メンバーはりんしゃんさん、A(2)さんと私。
現地到着時は一応快晴ではあったが、空は白っぽく透明度もあまり良くない状態。SQM-L測定値は約21.1程度。
機材組み立て後、西に傾きつつある網状星雲(NGC6960)の撮影を始めたが、写りは今ひとつ。
- Kiss X2 / FLT98CF /AC2クローズアップレンズ
- ISO800, 480sec.
- jpeg出力1コマを縮小、レベル・トーンカーブ調整のみ。
高度も低くなってきたのであきらめて、次にM33を撮影し始めたが、雲が湧いてきて中断。またたく間に全天雲で覆われてしまった。
下り坂予報だったので、このまま撤収しようかと思っていたところ、0時頃再び晴れてきた(晴れるのがもう少し遅かったら撤収しているところだった)。そこでM33の撮影を再開。
- Kiss X2 / FLT98CF /AC2クローズアップレンズ
- ISO800, 600sec.
- jpeg出力1コマを縮小、レベル・トーンカーブ調整のみ。
網状とM33は、また後日にダーク減算、フラット補正、コンポジット等のちゃんとした処理ををしようと思う。
さて、2時過ぎからは高度が上がってきたハートレイ彗星の撮影を行った。彗星は4cm8倍の双眼鏡で確認できたが、10月中旬に比べてかなり暗くなっている印象を受けた。
いつも使っているガイドソフトのiAGには、最近になって簡易メトカーフ法ガイド機能(試行版)が追加されたが、パラメータの準備が出来ていなかったので、普通に恒星でガイド。ISO1600で120秒の短時間露出を連続して行った。
- SQM-L測定値 21.1, 気温-1℃
- William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)
- ケンコークローズアップレンズAC2による簡易レデューサー
- Canon EOS Kiss X2 / ISO1600
- 120sec. x5 彗星核基準でコンポジット
- ケンコーSE2赤道儀
- miniBORG60EDガイド鏡/iAG & USB-IOリレーボックス
- ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理
- 2×2 ソフトビニング後、800×600にトリミング
この画像を撮影した後、また雲が出てきたため、今度は撤収した。
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