鳥取市さじアストロパーク(佐治天文台)

5月3日~5月5日の2泊3日で、鳥取市の「さじアストロパーク」へ行ってきた。メンバーは、いつものりんしゃんさん、A(2)さん、A(3)さんと、友人らの計8人。

天文台前では八重桜が満開。こちらの天文台には103cmの望遠鏡やプラネタリウムがある。

初日の夜はこの(↑)103cm望遠鏡による観望会に参加した(これは有料)。
見せてもらえたのは、土星、球状星団M3、系外銀河M51(子持ち銀河)、スピカ、アルクトゥールスの5天体。
土星はシーイングが悪いためか大口径の威力がよく分からず残念だったが、M3は中心部まで星に分解でき、M51は銀河の腕まで確認出来た。2つの恒星は色の違いを見てみようという趣旨だったが、限られた時間の中で見るのなら、恒星ではなくもっと大口径の効果が分かる天体の方が良かったように思う。

こちら(↑)は今回宿泊したコテージ「パラス観測所」。31cm反射赤道儀が設置されている。初日の観望会の後はコテージに戻り、この31cmで観望を行った。
ここでも土星があまり良く見えなかったのは、シーイングのためだろうか。
他には球状星団(M3,M13)や系外銀河(M51,M82)、惑星状星雲(M57)などを見たが、濃い黄砂が来ていたようで透明度が悪い印象を受けた。

その後、外に出て明け方までスカイメモR+カメラレンズで星野写真の撮影を行ったが、やはり黄砂の影響で空が濁っており、あまりきれいな画像は得られなかった。

コテージ「パラス」と北天
コテージ「パラス」と北天
南の天の川
南の天の川

黄砂によるカブリが酷い。

普段撮影を行っている兵庫県南部と違い、ここの南天は光害が少なく、さそり座~いて座付近の撮影に期待をしていたのだが、残念である。

2泊目の晩は黄砂はかなりマシになったが、代わりに薄雲が広がった状態が続いたため、観望・撮影ともあきらめた。

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