こと座のリング星雲(M57)の位置

先日砥峰高原で、Kiss X2と100mmレンズで撮影した「こと座」に、リング星雲(M57)が写っていた。M57は視直径2.5′程度の小さな惑星状星雲で、まともに撮影するなら1000mm以上の焦点距離は欲しいところだが、存在を写すだけなら標準~中望遠でも写るようだ。

こと座のリング星雲(M57)の見つけ方
こと座のリング星雲(M57)の見つけ方

こと座の平行四辺形で、ベガと反対側の短辺は、β星とγ星を結ぶ線になるが、その線上のややβ星寄りにM57がある。
(この画像撮影時は薄雲があったため、ソフトフィルターを使用したように輝星が大きくなっている)

  • Kiss X2 /ISO800/ 60sec.
  • EF100mm F2.8L マクロ IS USM / F2.8開放
こと座のリング星雲(M57)の見つけ方(拡大)
こと座のリング星雲(M57)の見つけ方(拡大)

これ↑は、β星とγ星の間をピクセル等倍で切り出した画像。

M57がちゃんとリング状に写っている。

なお、同じ遠征時に、りんしゃんさんが撮影したM57はこちら。これは焦点距離が900mmあり、リングの詳細がよく分かる。

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