- 【環境】2013/8/11 1:29 – /兵庫県神河町大河内高原/気温 22℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.4
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>EOS Utility<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 300sec x 22コマ
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom 4.4による現像、ステライメージ7で加算平均、ステライメージ7、Photoshop CS6で調整。4×4ソフトビニング後、640×640で切り出し。
8月10日夜(11日未明)に大河内高原で撮影した、はくちょう座の散光星雲IC5146(まゆ星雲)の画像を処理した。
まゆ星雲は、はくちょう座のデネブとケフェウス座の間あたりの天の川の中にある星雲で、視直径は12’と小さいが、明るいので写真にも写りやすい。
50mmレンズでの星野写真にも写っている(下の画像・画面左端)。
赤い星雲の周りを長細い暗黒星雲B168が取り巻いていて、広い範囲の画像(トリミング無し)でみると、星雲が黒い尾を引いているように見えて面白い(下の画像)。
今回の撮影も、14日晩のアイリス星雲と同様に気温が22度と高くノイズが目立ったが、透明度は14日ほどは悪くなかったため、なんとか見られる画像になった(とは言え、暗黒星雲の淡いところはザラザラになっている)。まゆ星雲本体が明るいというのにも助けられた。
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