- 【環境】2019/11/9 3:12 – 5:01/兵庫県明石市/気温 7℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.8 -> 19.2
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 30コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
- 【処理法】
- ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
- Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
- 3×3ソフトビニング、トリミングなし
2019年11月8日の夜(11/9未明)に自宅で撮影した、いっかくじゅう座の「クリスマスツリー星団・コーン星雲」とその周辺の散光星雲の画像を処理した。
「コーン星雲」は名前の通り円錐状の特徴的な形状ですぐに分かるのだが、「クリスマスツリー星団」は上下(南北)逆にしないとツリー的な感じが分かりにくいかも。
その周囲も散光星雲や暗黒星雲が入り組んでいて面白い。
いつもどおり、光害地の自宅での撮影なのでQuad BPフィルターを用いており色彩感に欠けるが、それら散光星雲と暗黒星雲がうねうねしている立体感をなるべく出すように、ストラクチャやコントラストを強めに処理した。
ストラクチャの強調は主にステライメージのマルチバンドシャープ、およびPhotoshopプラグインのNik CollectionのSilver Efex Proを用いている。特に後者の効果は大きいが、ノイズが増えて画像が荒れてしまうのと、彩度が低下するので、そのリカバリーに手間がかる。
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